- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
花粉の量に比例して、徐々に“春”を感じる季節となってきました・・・
さて、今日の数値は、“1302兆円”です。
日本の国内総生産(GDP)の2倍以上の金額ですが、一体何でしょうか!?
これは、日本の全産業の“売上高”です。
経産省と総務省は、先日「2012年の経済センサス・活動調査」として、今年初めて企業の業績を集計して、国内企業全体の“売上高”を発表しました。
※売上は、2011年の集計です。
正確な売上高は、“1302兆2423憶円”。
私たちの働いた「成果」もこの中に含まれているわけです。
ちなみに、一般的に売上から経費を引いた「付加価値額」はどうなっているかというと、こちらは、“242兆6658億円”でした。
また、日本全体の企業数は、409万6578社となっており、2009年に比べ、8.6%の減少となりました。
それにしても、ある意味、裁量を持って使える「付加価値額」が、242兆円ということは、大変大きな数字ではありますが、もしこれを「国の借金返済」に充てたらどうなるのか。
私たちの給与や企業の一般経費を一切支払わずに、全額「国の借金返済」に充てたとしても、完済までに「5年間」かかるということです。
このように考えると、いかに“1000兆円”と言われる借金が大きいかがわかります。
この現実を直視しながら、まずは、これ以上借金を増やさないためにも、企業の売上、付加価値額を増やせるよう、民間活力で頑張るしかないようです。
結果、給与も上げられるといいなぁ~
では、今週末も穏やかな日々となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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