トレーナー&講師に求められる思考のレイヤー - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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トレーナー&講師に求められる思考のレイヤー

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 おはようございます


昨日は朝8時前にスタジオに到着し、会場の準備を行った後


8時半からアシスタントに入ってくださるマスタートレーナーの方々と


モーニングミーティング!!



 10時より全国からお集まりくださった9名の方々と養成セミナー開始


今回はこれからトレーナー、インストラクターを志す方から


NATA-ATCや鍼灸あん摩マッサージ指圧師、フィットネスインストラクター


パーソナルトレーナー、他団体のピラティスインストラクターの資格を持ち


プロとして現場で既に活躍をされていらっしゃる方まで


幅広い方々がご参加くださっています♪




 姿勢の分析の練習中 皆が分かりやすい様に、シールをペタペタ張って貰っています



 「ピラティスとは」といった内容から始まり、基礎解剖学や


姿勢分析、ランドマークの触評など・・・・・・・


講師も含めて13人でぞろぞろとランチに行ったり、


養成後は懇親会を行ったりと、あっという間の1日でした




養成セミナー後に皆で楽しく懇親会♪




 養成セミナーで僕が講師として心がけていることは


①徹底的に考える頭を養うこと


②Have to do ではなく Want to do を創りだすこと


この2点です



 運動療法やストレングス、コンディショニングなどにおいて


いわゆる「エビデンス」と呼ばれるものが出ているものは、


そんなに多くないと想います



 エビデンスが出ているものに関しては、それに則って行うことが優先されますが、


出ていないモノに関しては、如何に仮説と検証を繰り返すか


仮説‐検証思考が求められます



 例えば、現場でお客様や選手、患者さんから


「何でその様に行うのですか?」と聞かれた時に


明確に答えられるかどうかです



 ピラティスの指導を例に挙げてみると


「何でお腹を締めた方が良いのですか?」と聞かれ


「養成セミナーで講師の先生がそう言っていたから」とか


「教科書にそう書いてあったから」なんてものは答えになっていないですよね



これは自分の頭で考えていない状態です!!



 こういった事も現場でよく見られますが、そこから一歩先に進んで


「コアが安定をするから」と答えたとします



 そして、それに対して


「なんでコアが安定をするんですか?」と聞かれたら


どの様に答えますか?



 笑い話ではありませんが


「お腹が締まるから」なんて答えがよく聞かれたりしますし



 他にも「お腹を締めることで腹横筋が働くから」と答え


ではなんで「腹横筋が働くとコアが安定するんですか?」と聞くと


「・・・・・・・・」


なんてことはよく見受けられます



 これは思考のレイヤー


いわゆる「層」が浅いと考えています



 表層的な部分だけで物事を考え、本質的な部分に踏み込んで考えていない


大切なのは、この思考の層をどれだけ掘り下げて考えられるかです



 講師として活動をする場合は、この層を徹底的に掘り下げていく必要がありますが


それと同時に、受講生をこの深い層まで一緒に連れて行くことです



 イメージとしては、地下1階の思考の層にいた人を


懐中電灯で照らしたり、時に先導したり、手を引いたりして


地下2階、地下3階と少しずつ少しずつ深い層に導いていきます



 そして、現場に立つまでにより深い層で物事を考えられる様に


必死のパッチでサポートしていく訳です



 そうすることで、実際に現場に出た時に、自信を持って活動が出来るし、


お客様からの突然の質問などにも、胸を張って答えられますよね



 基本的に受講生が「分からない」ということは


受講生の責任では無く、分かりやすく伝えることが出来ていない


講師の責任です



 もちろん「言うは易し、行うは難し」ですが


その気持ちを常に持ち、手を変え、品を変え、何とか腑に落ちる様に


お話をさせて頂くのが講師の醍醐味でもあると想います♪



 こうして出逢うことが出来た60億分の13の奇跡


そのご縁に感謝しながら、皆で成長していきます!!



アカン 今日も良い事 書いてしまった(笑)



としお

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