シトロン・キャビアとは - 料理教室 - 専門家プロファイル

塚本 有紀
フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
大阪府
料理講師

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対象:料理・クッキング

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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シトロン・キャビアとは

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いったい何の写真?
とお思いでしょうが、シトロン・キャビアという名前の柑橘類です。オーストラリア産。

先日レストランで出てきて、とてもおもしろかったので、黒門市場の八百屋さん「黒門安井」さんに頼んでみました。
調べてもらったら、1 kgの単位しかなく、万円を軽く超える金額!

それは無理・・・と諦めていました。
ところが先日「他の料理屋さんからも引き合いがあったので、思い切って取り寄せてみることにしました」と言ってくださったのです。

やった-!
というわけで今月の料理連続講座はこのシトロン・キャビアを使ったものにすることにしました(本当は諦めていたので、ライムとすだちで代用することを考えていたのでした)。

レストランででてきたのは黄色(レモンと同じような色)だったのですが、今回はきれいなピンクです。
小指くらいの実を裂くと、中からは酸味のあるつぶつぶがでてきます。レモンの小房「さのう」が球状になったようなイメージです。
さわやかなよい香りがして、噛むときゅっと酸っぱいのです。
その香りはレモンともライムとも違う、「シトロン・キャビア」の香り。魚介によく合いそうです。

wikipediaによると、citron caviarはミカン科の仲間。オーストラリア東部、湿度の高い森の下草に見られ、ジャムやピクルスも作られるそう。
その木は2~7メートルにもなり、皮の色はその熟し加減によって、緑、黄色、オレンジ、赤、紫、茶色、黒と変化を遂げるそうです。実は緑からピンクまで、でもすべて同じ一つの種とあります。
レストランででてきた黄色いのは若いもの、今回は真ん中くらいの熟成度ということでしょうか。



今なら、安井さんにまだまだあるはずです。ご興味ある方はぜひどうぞ!
1本15gくらいで300円ほど。
大阪市中央区日本橋2丁目3-5
http://www.kuromon-yasui.jp/

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