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景気の分かれ目

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新聞紙上を賑わしているアベノミクス。初めて聞いたとき、また新しい商業施設が阿倍野に出来るのかと思いましたが、安倍+エコノミクスの造語だと判り、思わずうなりました。
政治家が政策にキャッチフレーズを付けるとき景気の分かれ目となります。キャッチフレーズが解りやすければ、国民にビジョンを見せたことになります。古くは池田勇人の所得倍増論。40年前にも田中角栄の日本列島改造論がありました。20年前には中曽根康弘・海部俊樹の内需拡大と云うキャッチフレーズも出来ました。
所得倍増論も日本列島改造論も内需拡大も、政治家のトップが、国をあげて「こうするぞ!」と宣言したものですから効果は抜群で、所得倍増論のときはオリンピック景気と重なって日本を一気に先進国の仲間入りするまで押し上げました。日本列島改造論の時も日本中が好景気に沸き返り、日本を一流の先進国にしました。狂乱物価と云う副産物が出来ましたが、経済的効果は目を見張るものがありました。内需拡大はバブル景気につながった諸刃の刃でしたが、国民はその時の方が今よりは幸せでした。

さて、過去を振り返って見ると景気が上昇するのには必ず時間差が発生します。一度にどの職種も景気が良くなり、物価が上がり、札束が溢れる事にはなりません。タイムラグがあるのです。株価・金相場・土地値は比較的敏感です。不景気の時でもお金を持っている人は持っていますので、安いうちに買っておいたら儲かると云う心理が働くのでしょう。これから新築を考えている人は、YAHOO不動産の土地値の動きから目を離してはいけません。
このまま、株価が上昇して行けば、土地値も上がります。待っていたら値段が下がるのは、デフレの時代です。インフレの時代は待っていたら、手の届かない値段になってしまいます。

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