小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 現場の事例・私の体験 のコラム一覧
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「失敗体験」「修羅場体験」の不運と幸運
最近、リーダー人材やイノベーション人材の育成がテーマになることが多くあり、ここでよく出てくる話の中に、「失敗体験」や「修羅場体験」の有無というものがあります。 「修羅場」と言っているのは、仕事での相当に大きな失敗の恐れであったり、生活基盤が脅かされるような危機であったり、極限近くに追い詰められた状況で、そういう中でいろいろ想定しながら実際に事業を回した経験がないと、本当の意味での事業リ...(続きを読む)
「人事制度の形骸化」に対してやるべきことを考える
私がご相談を頂くテーマに、人事制度の関するものは多いですが、その中でも「制度の形骸化」という話が良く出てきます。 形骸化というのは、当初の意義や目的が忘れられて、手続きなどの形だけが継続されているような状態です。会社にはいろいろな制度や仕組みがありますが、人事制度はその中でも形骸化しやすいものの一つです。 その理由はいくつもありますが、最も大きなものは、手間がかかる割には自分...(続きを読む)
いろいろ似ている“過重労働防止の議論”と“野球の登板制限の話”
少し前から、高校野球での投手の投球制限に関する話題が出ています。投球過多による酷使や故障、選手寿命の短縮を防ぐ目的で、いろいろな内容を検討しているようですが、まだはっきりとした結論は見えていないようです。 この議論を見ていて気づいたのが、ここ最近の残業制限緩和の動きと合わせて議論されている、過重労働防止に関する内容と意外に共通点があることです。 過重労働対策として挙がる項目の...(続きを読む)
「メンバーが楽しく仕事ができるように」というリーダーシップ
これは数年前、お正月のバラエティー番組で見たことです。 ジャニーズ事務所に所属するグループのリーダーたちが集まって、それぞれのリーダー論を語り合っていました。 話している内容を見ていて、注目されるグループのリーダーとして、それをまとめているだけのことはある、さすがだと感心していましたが、その中でNEWSのリーダーの小山慶一郎さんが、「他のメンバーが楽しく仕事をしてくれるのが幸せ」と...(続きを読む)
時間が守れる会社と守れない会社の違い
年末に向けて忘年会シーズンが近づいてきました。 私も毎年いろいろな会に参加しますが、お付き合いがあるいくつかの会社からは、会社が主催する忘年会に呼んで頂けることがあります。 会の雰囲気はそれぞれの会社の特徴があって、特に宴会のような場では、社風の違いが出やすいのかもしれません。私は結構興味深く見ているのですが、以前ある会社で、ちょっと感心したことがありました。 その時、私は前の...(続きを読む)
組織のムードを壊す人が言う決まり文句
組織作りやチーム作りの中で、「ムードメーカー」と呼ばれる人の存在は大切です。 例えば、かつて野球の米大リーグ、ブルージェイズでプレーしていた川崎宗則選手は、ベンチでも大きな声を出して雰囲気を盛り上げるなど、その明るい性格と真摯なプレーぶりで、チームに貢献する典型的な「ムードメーカー」といわれました。 また、よく言われる明るく元気な人でなくとも、例えば、ホテルのバーなどは、落ち...(続きを読む)
「人事施策」の“企画”と“実行”が縦割りになる弊害
最近は、人手不足の問題をあちこちの企業から聞きます。 私が関わることが多いIT業界では、技術者不足がかなり顕著で、プロジェクトの体制を組もうにも、なかなか思い通りにいきません。案件はたくさんあっても、やる人がいないという状況です。建設業界の人からも、同じような話を聞きます。 マクロ視点で見た日本の人材動向は、少子高齢化と人口減少で労働力は徐々に減っていきます。そもそも日本人の若者が...(続きを読む)
「約束を平気で変える人」を見ていてわかったこと
私自身は、もしも誰かとアポイントを決めたら、よほどの緊急事態ややむを得ない事情でも起こらない限り、それを変更することはありません。約束や時間を守ることには厳しい方だと思います。 私の周りの人たちは、ほとんどが同じような考え方の人たちです。 しかし、世の中にはそうでない人も大勢います。 先日ある会社の人を通じて決めたアポイントが、先方の都合で変更になったことがありました。そもそも...(続きを読む)
「売りたい人」からは買いたくない心理
私は独立して仕事をしているということもあり、広い意味で仕事に良い影響を得るための一環として、人と出会う機会を増やさなければなりません。そこで、様々な団体の懇親会や異業種交流会といったイベントに参加することがあります。 そんな様々なイベントや会合に参加してきたおかげで、ビジネスパートナー、経営者同士の友人、飲み友達など、いろいろな仲間と出会うことができました。一緒にビジネスをしたり、仕事で助け...(続きを読む)
「チンパンジーは激しい競争から“攻撃性”を持った」という話で思ったこと
ある新聞で、“チンパンジー”とその近縁にあたる“ボノボ”に関する性格の違いについて書かれている記事を見ました。 見た目はそっくりですが、チンパンジーはオスを中心とした集団で強い攻撃性が見られ、順位が1位のボスが仲間のオスに殺されたり、他の集団を攻撃してそのメンバーを殺害したりという「戦争行為」をするそうです。 一方ボノボでは、そのような例は疑わしいものが1つあるだけで、攻撃性はほと...(続きを読む)
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