小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 のコラム一覧
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知っているだけでも
人事制度作りをお手伝いしている会社で、社員代表の方と検討している人事制度案についての意見交換をしていた時のお話です。 一般的な人事評価の心得のような内容を制度運用の手引き書に記載したのですが、それを見ていた社員の方が「前からこういう内容を知っていれば、もっときちんとした評価ができていたと思う」というような話をされていました。 もちろん知っていればできるという事ではありませんが、...(続きを読む)
自己主張と自分勝手の差
自分の意見をきちんと伝えることは重要なことです。日本人は自己主張が足りないなどと言われますし、組織で仕事をするためには、お互いの意見をぶつけながらより良い物を見つけ出していくことが、組織の生産性や効率をあげていくことに繋がり、チームワークを生み出します。しかし一方で、自分の意見に固執したり、強く主張しすぎると自分勝手といわれます。 この違いは何かと考えると、自己主張の中に相手側の視点...(続きを読む)
なぜ派遣や契約社員で不当な扱いが起こるのか
最近、派遣や契約社員の不当な扱いについての質問を受けることがとても多いと感じます。それほどトラブルが多いということだと思います。 私は、もっぱら企業側で派遣社員などを受け入れる立場でした。来てもらっている人にはできるだけ働きやすい環境にしたい、分け隔て無くコミュニケーションを取るようにしたいと意識はしていましたが、今思えばやはり正社員とは違う感覚で接していたと思います。 一番大...(続きを読む)
経営センス
主に中小企業での話ですが、いろいろな会社にうかがって社員からヒアリングなどをしていると、「うちの経営者はセンスが無いから」というフレーズを聞くことがよくあります。なぜそう思うのかを具体的に聞いていくと、大体は「こんなことがあったが、普通ならこうするでしょう」というような話です。社員の立場から見える範囲で考えれば確かに一理あるなと思うこともしばしばなのですが、はたしてそれは経営センスが無いからそう...(続きを読む)
“いいかげん”と“テキトー”
「いいかげんでテキトーな人」と言われれば、大概の人はあまりいい気持ちはしないと思います。 でもこれらの言葉を辞書で引くと“いいかげん”は“好い加減”でよい程度、適度という意味、“テキトー”は“適当”で目的や要求にぴったり合っている、ふさわしいことであると言う意味が一番初めに出てきます。 最近は、例えば格差社会であったり、勝ち組負け組であったり、過労死と失業だったり、企業でも業績至...(続きを読む)
病院の待合室で
ある病院の待合室でのことです。 小学校低学年くらいの男の子が中を走り回って騒いでいます。母親らしき人は見てみぬふりなのか、携帯メールに夢中で何も言いません。 同じく待っていた初老の男性がその子を注意しました。「こういう所で騒いではダメだよ」 しかしその子が男性に向かって口走った言葉は「くそじじい」 母親らしき人はようやく気づき、ビックリして男性に謝り、その子を叱りつ...(続きを読む)
今年の新入社員は“カイシャ人間”?らしいです
キリンホールディングスが「新社会人の飲酒意識と仕事観」に関する意識調査を行った結果が出ていました。 それによると、仕事観として最も多かったのは「入社が決まっている会社でずっと働きたい」で52.7%、2005年の調査と比べ18.1ポイントも増え、2005年の調査で最も多かった「仮に転職しても自分のやりたい仕事をしたい」は、15.5ポイント減少しているそうです。 一方どの位まで出世...(続きを読む)
時間の損失を金額に直すと
会議などをやるとほとんど定刻通りには始められないという会社、割と多いのではないでしょうか。遅刻とか手待ち時間とか、こんな時間の損失を単純にお金に換算すると、案外大きな金額であることに驚いたりします。 例えば月給22万5千円の人が月150時間稼動だとすると、時間当たり1500円になります。もっと分解して10分だと250円。5分だと125円になります。この人たちが10人集まる会議があった...(続きを読む)
“若手社員を誘うには”の一例
私も社会人になり立ての頃は、会社の飲み会と聞くと酔っ払った上司の横に正座して説教されている部下、建設的でない会社のグチの言い合いなど…、あまり楽しそうではないイメージでした。 しかし、実際に行ってみるとイメージのような光景はほとんどなく、知らなかった人と仲良くなるのはそれなりに楽しく、いつの間にか馴染んでいったように思います。「イヤイヤでも一度行ってしまえばどうにかなるし、無理やりでも一度...(続きを読む)
“楽しめる場”でなければ行かない
前回書いたとおり、最近は上司や同僚の飲みの誘いを断る若手社員が増えているようです。「最近の若いやつは飲まなくなった」というオジサン達の声も聞きます。確かにアルコール消費量は減っているといいますし、飲まないとの指摘も間違っていないとは思いますが、実は彼らも仲間内では案外飲みに行ったりしています。 なぜ会社では飲みにいかないのか。 それは彼らにとって飲み会は“気の合った仲間”と一緒...(続きを読む)
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