上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- コラム「株価と長期金利で振り返る20年前と現在」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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株価と長期金利で振り返る20年前と現在

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ライフプランの心 ライフプランの作成 2023-02-28 20:33

20年前の2月28日は、

どのような日だったのでしょうか。株価と長期金利の面から振り返ってみたいと思います。 まずは、株価からお話しします。

20年前の今日、

日経平均株価は8,363円4銭でした。

当時は、都市銀行でさえも倒産するといわれていました。2か月後の5月にりそな銀行が国から2兆円の資金注入をされています。現在の日経平均株価は27,445円56銭です。20年間で約3.2倍になりました。複利計算だと年利で約6%です。資産運用を続けることは、世界経済の荒れ狂う波を我が事のように楽しむことのように感じます。20年前は、銀行破綻、ペイオフという話ばかりでした。2008年にリーマンショックがあり、2011年には東日本大震災がありました。資産運用の話がテレビで出てくるようになったのはごく最近です。世の中が悲嘆に暮れている時に勇気を出せる人が勝者になるということなのでしょう。 

次に、日本の長期金利についてお話しします。

10年国債の利回りは、

20年前の今日は0.786%でした。ちなみに、りそな銀行が国から資本注入を受けた月、2003年5月末の利回りは0.538%です。現在、日本の10年国債利回りが0.5%を超えるかどうかで大騒ぎになっていますが、20年前の方が利回りは高いのです。30年国債の利回りは、20年前は1.433%でした。現在は1.455%(2月27日)でほとんど変わらない水準です。当時でさえ超低金利といわれていましたが、現在も超低金利です。金利が経済の体温だとすると、現在は20年前とほとんど変わらない低体温です。仮に利上げをするにしても、電子レンジで冷凍肉をむらなく解凍する時のように、かなり時間をかける必要がありそうです。

 20年前は株価の低迷で悲しみに暮れ、

今日は物価上昇で悲鳴を上げている状況です。20年後も私たちは何か心配事を抱えているのでしょうか。不確実な世の中はこれからも続きますが、せっかく長生きをするのであれば少なくとも自分自身の人生には強気でありたいです。

ライフプランの作成に意欲的なお客様は、

お金の課題を克服し、お子様を好きな進路に進ませ、公的年金だけでは足らない部分を株式の配当金によって解消しようとしています。新たな趣味を見つけて計画的に貯蓄をしている方もいらっしゃいます。ライフプランはもはや手に入れたいものをつかむための道具です。ファイナンシャルプランナーの使い方は、会員になられているお客様がよく知っています。さあ、私たちの輪の中に入ってみませんか。いつでもお待ちしております。


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