コロナで莫大な量の融資が行われたが・・・
-
おはようございます、今日は耳の日です。
コーラスを長いことやっていますが、年々、耳の重要性を感じています。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
産業構造全体の動向として、融資をあまり必要としない方向に変化してきている、と紹介しました。
ここに来たのが、2020年のコロナショックでした。
あらゆる産業分野が停滞し、私の周囲でもほんとうに多くの事業者さんが厳しい状況に追い込まれました。
そのときに、大量の融資が実行されたという点は、以前にも簡単に触れています。
ここで少し考えてみたいのが、融資の理由です。
大きな社会的変化があったとき、考えられる対応策は2つあります。
「なにか積極的な投資をして、自社の事業を再構築するような積極的な行動をしていこう」
「まずは融資を受けて手元資金を確保し、状況が落ち着くのを待ってみよう」
このうち、コロナショックで採用されたのは、圧倒的に後者でした。
運転資金、つまり時間稼ぎのために融資が活用された、ということは以前にもご紹介した通りです。
ちなみに前者の「事業構造を変えよう」として出てきたのが、事業再構築補助金という制度でした。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
「経営」のコラム
贅沢を自覚することがどれだけ重要か(2024/04/28 08:04)
ある程度の結果が出てしまった場合が多い(2024/04/27 08:04)
パターン2:社長が事業資金を生活費で使い込んでいた(2024/04/26 08:04)
パターン1:社長が生活費を仕事に注ぎ込んでいた(2024/04/25 08:04)
倒産企業の特徴は大きく二分される(2024/04/24 08:04)