もちろん、設備投資が欠かせない分野は無数にある
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おはようございます、今日は徳島県の設置日です。
1880年ということですから、いまの区分けって、やはり歴史はまだ浅いのだな、と。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
融資全体の動向について、産業構造の変化との関係を考えています。
IT化の進行に伴い、設備投資の需要は低下している。
この言説は、当然ながら一部の動向のみを切り取ったものであることは、間違いありません。
むしろ世界では、より積極的な設備投資の重要性が問われている分野も多数あります。
半導体、バイオ関係、農業などは、その最たる例ではないかと思います。
また昨日も紹介したデータセンターなどは、その設置場所確保も含めて、膨大な規模の設備が必要不可欠です。
むしろ、IT化の進行に伴い、このあたりの分野における設備投資の規模は、年々大きくなっているようです。
・・・ただし、やはりこれもまた、産業構造の一部のみを切り取った言説です。
特に製造業分野において、設備投資の規模感が小さくなっているのもまた事実です。
またここにもITの影響はあり、いわゆるDXと呼ばれる分野の発展も影響しています。
これまでの形ある機械や設備ではなく、ソフトウェアの形で事業をフォローする手法が、一気に広まってきました。
色々と具体的な分野をみれば旺盛な設備投資があるが、全体としては規模感が縮小してきている。
少なくとも日本の中小企業をみると、そういった流れがコロナ前にははっきりとみえていたように思われます。
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