高橋 昌也(税理士)- コラム「自己負担率を認識しておくこと」 - 専門家プロファイル

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自己負担率を認識しておくこと

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経営 経営実践 2024-02-26 08:00

おはようございます、今日は脱出の日です。
いま脱出したいのは、とりあえずこの繁忙期ですかね・・・


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
融資と関連して、補助金についてお話をしています。


補助金というのは、必ず自己負担率が決められています。
仮に「補助率が2/3」であれば「1/3は自己負担が必要」ということです。


最近話題になった事業再構築補助金の場合、最高で6,000万円が受け取れます。
仮に6,000万円を受け取ろうとした場合、自己負担が最低でも3,000万円必要です。
このことをよく理解しないまま、補助金をもらおうとする人が、残念ながら散見されます。


実際、この手の補助金を使おうとする場合、補助金と組み合わせて融資を活用することも多いです。
金融機関等が補助金の活用について営業をかけ、不足している資金は「ウチが貸します」というような、
営業トークに使われることもしばしば。


きちんと結果が出せれば、たいへん良い制度なのですが・・・
安易に手を出すと、自己負担分だけ資金が不足し、企業の骨組みそのものを揺るがしかねない事態になることもあります。
そんなに甘い話ではないんだよ、という点は、しっかりと認識しておいて欲しいです。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

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