決済手段の多様化
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おはようございます、今日は上元です。
早いもので、今年も1/24が終了しました・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
会計ソフトの自動処理について、その限界を確認しています。
会計ソフトの学習機能には限界があり、簿記や税務の知識無しで使うと、誤処理が放置されます。
税理士として、会計の知識を有さない方が自動処理で済ませた会計帳簿をみて、
何度となく、同じような誤処理が放置されていた事例をみてきました。
そして昨今の日本で考えると、もうひとつ特有の問題が生じています。
それは決済手段の爆発的な多様化です。
10年前であれば、クレジットカードと、せいぜい交通系マネーくらいが手段でした。
スマホ普及と、いわゆるペイ系サービスの拡充により、支払手段が爆発的に増えました。
そこにポイント加算等も加わり、決済に関する情報は、複雑怪奇なことになっています。
そしてこの変化の速度に、会計システムの対応は遅れていると言わざるを得ません。
そうなると、結局は決済システム全体を人間が理解し、会計処理の妥当性をチェックする必要があります。
実際問題、この数年で、キャッシュレスが進み、会計処理は「楽になった」というより「面倒くさくなった」
という実感のほうが、遥かに強いのが税理士としての本音です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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