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信戸 昌宏
ノブト マサヒロ
霞ヶ浦予科練平和祈念館に行って来ました。
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先日、阿見町の予科練平和祈念館に行って来ました。
これまで車で前を通ることは多かったのですが、お昼にこの話題が出て
この日は台風みたいな強風・雨で用事が早く済んだので、帰りに立ち寄ってみる
ことにしました。
到着が夕方だったため、所要時間が大体1時間位なので、映像開始時間に間に合う
ように周ってくださいと案内の方が教えてくれました。
ご存知の方も多いと思われますが、予科練とは帝国海軍のパイロット養成施設といえば
分かりやすいでしょうか。海軍飛行予科訓練生というのだそうです。
多くの予科練生が犠牲となった特攻作戦とうことで、知っている人も多いでしょうね。
当時の予科練生の生活・想いを知ることができる資料館なので是非一度足を運んでほしいですね。
私もテレビ等では見たことがあって、存在は知っていたのですが、当時のものをじかに
見るのは初めてでした。
70年前の空は米軍の爆撃機がこの阿見にやってきて空襲を行いました。
この空襲でも多くの予科訓練生や周辺住民の皆様が命を落としたということです。
数々の遺品を見て・・・
とても優秀だったんだな・・・ということ。
それもそのはず、予科訓練生の競争率は70倍以上。
そして更に選別されて、搭乗員となれるのはその約半分だということを初めて
知りました。本当にエリートです。
当時の生活ぶりも分かるようになっていて、厳しい日々の生活の中、現在でいう
スイーツを楽しみにしていた様子も分かりました。確か17歳から21歳位の・・・少年ですよね。
ただ、年齢こそ少年ではありますが、とても難しい授業のノートや手紙も沢山あって
内容は今の大人以上ですよ。
この方たちがもし生きていたら、どんな国になっていたのだろうか？
何て思いながら見ていました。
とても1時間ではすべて見るのは難しいと思いました。それだけ中身が
濃い資料の数々でした。
搭乗員を目指していた予科練生も戦況の悪化に伴い、人間魚雷や自爆ボートなど、
本来の目的とはかけ離れた任務を遂行する段階まで来ていたんですよね。。。
戦没者の方々があって今の平和がある。。。
建物からは、70年前と変わらぬ空・・・当時の少年たちが憧れた空・・・
現在は平和になった空を見られるような工夫がされています。
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