大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「男女平等指数・惨めな世界121位の日本を見捨てカナダにいらっしゃい!」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
カナダにいらっしゃい!

大澤 眞知子

オオサワ マチコ
( カナダ留学・クリティカルシンキング専門家 )
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男女平等指数・惨めな世界121位の日本を見捨てカナダにいらっしゃい!

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迷子になった日本の教育 2019-12-26 06:14

Why gender parity matters.

(社会で男女が平等に扱われているかどうかを数字で表した評価の大切さ)

 

世界経済フォーラムが世界各国の男女平等指数を発表しました。

日本はまたまたランクを下げ、惨めな121位。

全世界153カ国中の121位ですから、相当の低さです。

もちろん、先進国の中では堂々の最下位。

 

“Gender parity Index”から見えて来るのは「その国の経済と社会がどう繁栄していけるか」です。

(世界経済フォーラムサイトから)

 

女性は人口の半分を占める極めて重要な存在です。

その人口の半分である女性が能力をいかに社会に活用するかは、経済成長、競争力、そして未来の経済・ビジネス発展のためには欠かすことが出来ません。

 

人類の半分を占める、この貴重な人材を有効活用することなしには経済も社会も大きな損失を抱えたまま進むことになります。

今の日本が正にその見本のような悲しい状況です。

 

また、怖いことにこの指数は、その国の進歩が止まり後退する予想も現しています。

例えば、Gender Parity Indexが57.8%と低い場合、正常な経済・社会の発展を達成するにはここから257年かかるとの予想が出来てしまいます。

社会と経済が劣化していることを指しています。

 

おやおや。

日本のGender parity indexは65.2%。

トップのアイスランドは87.7%、現在私の住むカナダ(19位)は77.2%なのから見ても、相当落ち込む数字です。

一体何年後には日本でもGender parityが80%に近づくのでしょうね。

単純に計算してみても、225年はかかることになります。

あ〜〜〜。

 

比較的ランクの低いアジア・太平洋地域ではニュージーランドが堂々の6位、フィリピンが見事に16位。

北アメリカで頑張っているカナダの19位より上位に来ています。

 

なぜ?

フィリピンの方と話して見て下さい。

フィリピンに行って見て下さい。

女性の存在感がどっしりと見えて来ますよ。

女性が、前に前に出ています。

女性大統領が誕生したのもずっと前のことですしね。

カナダにはたくさんのフィリピン移民が住んでいますが、家庭の中も社会への参加度も男女平等を地で行く豪快さが心地よいです。

 

男女不平等で歴史的にも悪名高い中国(106位) 韓国(108位) にも大きく出遅れた日本。

121位の日本の上にいる3カ国は〈Angola, Benin, United Arab Emirates〉、下にいる3カ国は〈Kuwait, Maldives, Tunisia)。

目を覆うほどの男女不平等に呆れるUAEよりも下という日本の衰退振りは危機的です。

 

さすがの政府もうろたえていますね。

無理やり理由をつけたいメディアもいわゆる「専門家」のコメントを載せまくっています。

 

「国会議員に占める女性の割合が日本は約10%と世界で最低水準となっている。」

と。

 

確かに、この数字は悲劇的に低いです。

が、なぜ女性が政治の場に参加しないのか、出来ないのかなどの根本的な理由は無視。

 

小池東京都知事からはもっと鋭い意見が聞けるかと思いきや。。。「過去の延長線上だと世界での競争で後れを取る。日本は何もやっていないわけではないが、他国はスピード感と覚悟が違う」

 

何を言ってるのかさっぱりわかりません。

エッセイを書いたとしたらFで落第。

「過去の延長線?」とは具体的に何を指しますか?

「何かやっている日本?」何をやっていますか?

「スピード感と覚悟?」に至っては、クリティカルシンキングが笑って逃げて行きそうです。

 

男女平等を達成するのに「覚悟」が必要な国なんですね、日本とは。

スピードが出せない理由は無視ですか?

 

「あかん、こりゃ!」

 

有能な日本女性のみなさん、225年も待たずに、カナダにいらっしゃい!

トップ10にこそ入りませんが(理由はまたの機会に)、この国に一歩足を踏み入れた瞬間「自由」を感じますよ。

「女だから」「女のくせに」は存在しません。

 

私も「あかん、こりゃ!」とカナダにやってきた1人です。

 

特に現在高校生で、日本での進路にモヤモヤしているみなさん。

カナダの大学にいらっしゃい!

大きな未来が広がって来ますよ。

 

カナダからたくさんのアドバイスを致しますので、ご連絡下さい。

 

Japanese girls, Come Join Me in Canada!!!

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