大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
コロナ休校前の週末、全生徒を登校させ自習を命じる高校
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コロナ騒動に揺れる日本政府の対応が海外でも大きなニュースとなっています。
「学校完全休校?」「は?」なんで、急に?
というのが大方の反応で、さすがクリティカルシンキングの国ではその「なぜ?」について推測しています。
「検査体制も遅れており、一般市民への十分な検査体制が整ってないため、実は感染者が発表されている数字よりもはるかに高いのではないか?」という日本の発表は信用出来ないという見方になっています。
本当の感染者の数字が出て、日本のコロナ検査体制の欠陥が世界に暴露されたら、残念ながら「日本は信用出来ない」という残念な結果になりかねない様相です。
そうなるとオリンピックどころのことではなくなりますね。
さて。
学校休校。
更に驚愕するようなニュースが長年暮らした愛媛県今治市から入ってきました。
政府が決定した休校。
もちろん、生徒が常に近距離で接し、多数が集まるというコロナウイルスには絶好の繁殖環境を封じ込めようという目論見のはず。
ところが、ところが、学校側の考えは全くのクリティカルシンキング欠如の呆れるものです。
高校が休校を止む無く受入れるのは3月2日の月曜日から。
あ!
ということはそれまでに、週末も生徒全員を集めて勉強させておこう!!という、脳がひっくり返りそうなアホな命令を生徒に出している高校があります。
(今入って来ているニュースは今治西高だけですが、他はどうなんだろうと、興味深々です)
今年の卒業式には、コロナ感染を避けるため在校生は出席しないそうですが、全員登校を命令されているとか。
そして、卒業式の間は教室で全員自習するとか。
は?
は?は?
What the F… for?
「政府決定の目的=集団環境を避ける」を考慮することは高校側には全くなし。
「〜日より休校」の指示のみを文字通りに受け止め、そのスキをついて「休校前に生徒に強制的に勉強させるぞ!」しか頭にないかも。
変わりませんね、この体質。
これに嫌気がさし、全く論理的でない学校のやり方に辟易とし、この地を去ったわけですが。
今も「ロバートとまちこに英語を習いたい!」と慕ってくる生徒たちに、カナダクラブというオンライン授業を続けています。
カナダから日本時間の週末朝の時間にハングアウトで顔を見ながらの授業です。
今では、日本全国、また英語圏で留学中の日本人高校生たちも参加し、にぎやかにオンライン授業をしています。
「今週末は土・日とも学校なので参加出来ません」とメッセージを送って来た生徒に質問したところ、何とも呆れる高校のやり方に出くわしたわけです。
「あれ?学校休校じゃないの?」
「いや。。。実は。。。」と。
月曜日からはコロナウイルス感染を避けるため休校。
その前の土・日は全員登校し自習勉強すること。
あれ?
What the F… for?
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