大塚 嘉一
オオツカ ヨシカズ浦和の鰻屋と埼玉弁護士会
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当事務所のある浦和は、地名から想像できるように、昔は川魚がたくさん獲れたようです。今も鰻屋さんが、多くあります。鰻の蒲焼の消費量は全国一、と聞いたことがありますが、さもありなんという感じです。
人それぞれ贔屓の店があるわけですが、地元の人たちの通う店と、東京をはじめとする他所からのお客さんの好みとは、微妙に違うようで、興味深いものがあります。
旧中山道沿いにある山崎屋は、浦和の特色というすこし固めの蒲焼を今に伝える老舗です。現在、改装され、一階が駐車場、その上に店があります。以前は、奥に敷地が広がり、離れや庭がありました。弁護士が宴会をすることもあり、次の年の埼玉弁護士会の会長は、山崎屋で決められる、と言われていたそうです。
最近は、複数の候補者が立候補して、会長を選挙で決めることも珍しくなくなりました。今年もそうなりました。二名が立候補し、2月9日、選挙が行われました。結果は、双方の得票が同数。規則により抽選で決まりました。地元紙にも報道されました。
埼玉弁護士会の会員数は、平成19年2月1日現在で395名です。司法改革で、今後、大幅な増加が見込まれます。会員の弁護士は、埼玉弁護士会の「味」を次の世代に伝えることが出来るでしょうか。
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