大塚 嘉一(弁護士)- コラム「伊福部昭のライブ録音 SACDで再登場」 - 専門家プロファイル

大塚 嘉一
依頼人の法的権利を実現する─それが私どもの願いです

大塚 嘉一

オオツカ ヨシカズ
( 弁護士 )
菊地総合法律事務所 代表弁護士
Q&A回答への評価:
4.5/2件
サービス:1件
Q&A:5件
コラム:181件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
※ご質問・相談はもちろん、見積もりや具体的な仕事依頼まで、お気軽にお問い合わせください。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

伊福部昭のライブ録音 SACDで再登場

- good

音楽 2024-11-07 17:40

 伊福部昭の映画音楽「SF特撮映画音楽の夕べ 実況録音盤」をフルオーケストラで演奏したライブ録音(1988年)が、今月(2024年11月)、SACDで再発売となりました。

 伊福部は、言うまでもなく、映画「ゴジラ」等の音楽の作曲者。「未完のファシズム」等々を書いた片山杜秀から熱狂的に愛される作曲家でもあります。

 私は、初代「ゴジラ」(1954年)から始まる、東宝の怪獣映画は、当時、劇場で、またはテレビで、ほとんど全部観ています。大人になった今は、ブルーレイで揃えています。

 今回のディスクは、始まると同時に、一挙に、子供時代にタイムスリップしたかのよう。ワクワクする気持ちが甦ってきました。音楽はタイムマシン、であることを改めて認識しました。

 マーチ風が基本ですが、オーケストラで聴くと、これぞ日本のクラッシックと納得。スターウォーズの音楽を手掛けたジョージ・ウイリアムズが、クラッシックの素養を背景にしているのと同じ。映画音楽は、各国の民族音楽とは別に、クラシックの特に交響曲の末裔であることを改めて、感じます。オペラの添え物から始まった交響曲が、映画の音楽として、命を長らえています。それは、世界共通。音楽の世界では、西洋起源のクラシックが、平和裏に世界を制覇しました。最近でも、ジョージ・ウイリアムズのスターウォーズ等の音楽を、ウイーン・フィルが演奏したCD(アンネ・ゾフィー・ムターも出演している)(2020年)が、大ヒットしました。

 世界中の人々が、映画音楽に熱狂できますように、戦争のない平和な時代が早く訪れますように、と祈ります。

 今回は、SACDでのリマスターで、音もいい。フルオーケストラの効果あり。熱の入った演奏で、演者たちの「顔」が見えます。

 

再生装置

スピーカー・システム:B&W 801D

SACD/CDプレーヤー:アキュフェーズ DP-560

アンプ:アキュフェーズ E-650

リスニング・ルーム:軽量鉄骨造洋間40畳、天井高4.05m(最大)

カテゴリ 「音楽」のコラム

CDコレクションの今(2017/08/31 12:08)

真空管アンプ(2017/07/18 09:07)

古楽演奏家(2012/08/28 10:08)

オペラ座の怪人(2010/10/21 16:10)

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム