堀江 健一(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)- コラム「ナンバーズ ドラマに観る「認め合う人同士」の平和な関係」 - 専門家プロファイル

堀江 健一
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ナンバーズ ドラマに観る「認め合う人同士」の平和な関係

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恋愛心理 自己受容 2014-06-11 12:06

スーパーナチュラルに引き続き、やはり男兄弟が活躍するアメリカ制作の海外サスペンスドラマをご紹介しましょう。

FBI捜査官の兄ドンと、弟である天才数学 者チャールズが、事件を解決して行く「ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル」です。

制作しているのは、「エイリアン(代作目)」が有名なリドリー・スコット監督と 「トップガン」が有名なトニー・スコット監督のスコット兄弟です。

ドンが抱える事件にまつわる謎や鍵を、チャールズが数学的な見地からヒントを与え事 件を解決して行きます。


例えば、ある家庭で女の子が誘拐されると言う事件が起きました。

少女の父親は、150年間、世界の数学者が解く事ができないでいる「リーマン予測」という数式を解く研究をしていて、それ が解けそうな所まで研究が進んでいました。

それを知った誘拐犯がその解答を引き渡す事と、FBIの捜査を断るように脅迫してきま す。

しかし、チャールズが有名な数学者であることから、父親を説得し、捜査への協力を促します。

ところが、その解答というのも、実はまだ完璧な解答とは言えず、犯人に未完成なまま の公式を渡してしまっては、娘の命が危ないと言う事がわかり、緊張感が高まります。

犯人の狙いは、その数式が鍵の役目を果たして、どこかの金融機関のコンピュータのセ キュリティをハッキングして一儲けを企んでいるらしい事を推理し、その狙われていると思われる金融機関のコンピュータに罠をしかけ 待ち伏せし、あたかも数式が正しいものであるかのように思わせて、ハッキングが行われた時点で逆探知して犯人たちのアジトを突き止める作戦を立てます。

案の定犯人たちは、ハッキングを仕掛けてきますが、、、。



まぁこのように、色んな事件が起きる度に事件と数学や数字をからめてストーリーを作るのは大変だろうなと思います。

最近のドラマは、軸になる事件が一つあって、いくつか引かれた複線が、最終的に一つ にまとまる様な話が多いのですが、このドラマは珍しく完全に一話完結で、しかも登場人物同士の人間ドラマもほとんどなく、そうした意味では非常にシンプルな作りになっています。ですので、何話目から見ても楽しめるでしょう。


ただ、展開も速く、聞きなれない数学の用語が出てくるので、ぼんやり見ていると、何がなんだか解らないうちに話が進んでしまうかも知れません。

本格サスペンスがお好きな方にはお勧めです。

兄のドンは実務派で、連日のように起こる事件を抱え、忙しそうで、恋人を作る暇は無いようです。

弟は、日夜頭にあるのは数学の事ばかりで、あまり人間関係がどうとか考える余地は無いようで、やはり恋人もいません。

際立ったひらめきや推理力を発揮するのは、いつもです。



そのため、二人がまだ幼いころは、二人の父親が、弟の特殊性のために苦労し、兄であるドンにも負担をかけた事を暗示するセリフが出てきます。

キャラとしてはドラマなのでイケメンですし、BONESシャーロックの主人公達の様に、人付き合いに問題があるような描写は描かれていません。

その代わりと言ってはなんですが、弟の先生に当たる数学者はいかにもいそうな変人キャラ(ごめん)が出てきます。
でも人間的には憎めない良いキャラですね(アリーマイラブでもやはり個性的な弁護士ジョン・ケージ役のピーター・マクニコル)。

兄は弟の「天才的な才能」を素直に認めており、弟も兄を助ける事を当然のこととしていて、みんな仲良しです。

事件以外の日常は平和すぎて、そこら辺がちょっと物足りない気もします(笑)


兄弟同士、進んでいる道が違うので、嫉妬や葛藤が生まれないのかも知れません。


また、弟の数学的才能が天才過ぎて、次元を超えているため、もはや、お互いをライバ ルみたいには思えないのかも知れません。



私は、カウンセリングをしている時に、
兄弟に限らず、恋人、夫婦、親子など親密な関係にある2人の間にある問題
を理解しようとする時に

どちらが「太陽」で、どちらが「月」なのだろうか?
と考える事がしばしばあります。

あるいは「光と影」「陽と陰」のイメージです。

どういうことだと思いますか?
次回もう少し、書いてみたいと思います。




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