海外ドラマ、スーパーナチュラルは、兄弟同士の信頼や、家族の絆と言ったものを中心 に描かれた、ホラーアクションです。

どうも私は、子供の頃から思っていましたが、兄弟がいる男友達で、兄弟同士仲が良い のをあまり見た事がありませんね。
もちろん家では仲良くしている場面もあるのでしょうけど。


女の子の場合、そこまで一緒に遊ぶ機会も無かったので、わからないところもあります が、嫁が2人姉妹なのですが、子供の頃は年中、取っ組み合いのケンカまで良くしたそうですし、彼女の友人の姉妹の話なども聞いて も、大きくなってからも不仲の場合が多いようです。


私は、一人っ子でしたので、兄弟がいることを羨ましく思う反面、そんなケンカの話を聞くと、独りで良かったなぁとも思ったりします。


兄弟でいつも比較されてしまうことで、劣等感が芽生えてしまう例は多いようですね。

「お兄ちゃんに比べて、なんでお前は、成績が悪いんだい。もっと兄ちゃんを見習え」

逆はもっと辛いようです。
「弟はあんなに頭がいいのに、お兄ちゃんの方は出来が悪い」
お兄ちゃんであることのプレッシャーが強くて、実力を発揮できないようなこともあるようです。

得てして下の子供の方が、上の子供のやり方を見て、学習しているために、とても要領が良かったりしますし、良い意味で親の期待が少ないので、やりたいように自由に過ごせていたりすることもあるようです。


「お姉ちゃんに比べて、可愛らしくない」
女子はその容姿を比較されてしまうことが多いかもしれません。半分は冗談のような気もしますが、本人からすれば気にするなと言う方が無理な話です。


「お姉ちゃんなんだから、手伝って」
「お姉ちゃんなんだから、しっかりしなさい」
「お姉ちゃんなんだから、、、姉ちゃんなんだから、、、」

どうもカウンセリングに来られるのが、女性の方が多いからなのかも知れませんが、長女の方の肩の荷の重さは、半端じゃないイメージがあります。

親からも頼られ、下からも依存され、幼いときから「大人である事」を要求されてしまう事が多く、親に無邪気に甘えられる期間が短いため、恋愛においても上手に甘える事が苦手になってしまっている可能性があるようです。

言いかると、甘え方を知らなかったり、甘えてしまう事に罪悪感を感じてしまわれたりしてしまいます。

男性は大抵の人が、女性には甘えてもらいたいと思っているのですが、相手の女性が

「がんばって何でも一人でやろう」
としてしまったり

「本当はこうして欲しい」

と言う気持ちがあるのに、遠慮しすぎたり甘えられずにそれを言えなかったら、男性自身も甘えられませんし、なかなか親密になれる距離が縮まらなかったりすることでしょう。

何より本人である女性が自分でも歯がゆいし、辛い思いをしてしまうことになります。

また、長女気質を発揮しすぎて、相手の面倒を見過ぎてしまったり（ダメンズばかり好きになってしまうか、相手の男性をダメにしてしまう）、

逆に相手の事を思ってのことでも、姉御肌のように厳しくダメ出しして、指導してしまうかも知れません。

相手の男性にもお姉さんがいて、甘えん坊気質の男性なら、上手くいくかも知れませんが、それでも、度々おんぶされてしまう様なことが続くと、

「何でいつも私が背負うのよ！」

と怒りを募らせてしまうことでしょう。

心当たりがあって、問題を意識している方は、相手とのコミュニケーションや接し方、普段の言動を分析し、それをしてしまっている時に、無意識的にでも、自分にどんな「感情」が働いてその言動をしているのか、洗い出して見る必要があるかも知れません。

そして「大人としての好ましい甘え方」と言う様なものを身につければ、
もっと「生きやすい」人生が開けるものではないでしょうか？


そうしたお手伝いをするのが、専門家であるカウンセラーの仕事です。




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