鬼滅の刃20　呼吸法編9　ヨガの呼吸法（1）クンパカ呼吸法・片鼻呼吸

様々な呼吸の仕方・方法を紹介しています。

今回からは「ヨガ」の呼吸法をいくつかご紹介します。

全集中してみてください！

ヨガでは、前にも書きましたが、ポーズを行う最中は呼吸を止めずにゆっくりなるべく腹式呼吸をしながらヨガをします。

吐くときも吸うときも鼻で呼吸するもののようです。

呼吸と集中とは密接に関係しています。
単純に言うと人は集中する時、無意識的に呼吸が止まるように出来ているものです。
スポーツの時など一番わかりやすいです。

思い返してみてください。

ボーリングの球を投げる瞬間やダーツを投げる瞬間、
ゴルフでパットを打つ瞬間などには呼吸が止まっているものです。
緊張する瞬間とも言えるでしょう。

相撲や格闘技など、技を仕掛けるのは相手が息を吐いた瞬間を狙うと良いと聞きます。

息を吐く時、一瞬緊張がほぐれ、隙が生まれるのです。

ヨガのクンパカ呼吸法では吸う時、吐く時の秒数がより厳密で吐く時間が長く、頭の中でイメージを浮かべるようです。

①6秒かけて息を吐きだします
このとき目を閉じて呼吸に意識を集中させて、ネガティブな気持ちなどを外に吐き出すようなイメージで行いましょう。

②鼻から2秒で息を吸います
今度はさわやかでポジティブな空気を体に取り込むようなイメージで行います。

③息を4秒間止めます
呼吸をするときに数を数えていきましょう。

慣れてきたら次第に吐く時間を長くした方が効果的だそうです。

が、くれぐれも無理はなさらないようお気を付けください。
からだの内側で起きる感覚を優しく味わってみる、心をリセットするイメージで行うのがポイントです。

 

片方の鼻の穴から交互にゆっくりと呼吸をすることで、交感神経と副交感神経の両方の自律神経のバランスを整える効果が知られています。

座る姿勢などは基本的に同じです。

①右手を上げます。

②そして、その右の人さし指と中指を、内側に折り曲げます。つまり、親指と薬指、小指の３本だけ立てた状態になります。

③その右手の親指と薬指の間に鼻全体が入る位置、ちょうど左右の顔のほお骨の高さぐらいに手を持っていて用意します。

④ここで大きく深呼吸を行います。
呼吸にかける秒数はクンパカと同様ですが、初めはあまり意識せず楽な時間で吐く息を長めにすることくらいから始められても良いそうです。
大きく息を吸って、ゆっくりと吐き出します。


⑤まず鼻のところに用意した右の親指で、右の小鼻のところを軽く押して、右の鼻の穴、鼻孔を閉ざします。
そして、ゆっくりと左の鼻孔から息を吸っていきます。

⑥吸いきったら、いったん左の鼻孔も薬指と小指で塞いで、少しだけ息を止めます。
⑦そうしたら今度は、親指を開放して、右の鼻孔から息を吐きます。
⑧吐ききったら、そのまま右からゆっくりと息を吸って、吸いきったらいったん右の鼻孔を親指で塞いで少しだけ息を止めます。

⑨今度は薬指と小指を開放して、左の鼻孔から息を吐きます。
なるべく呼吸音が大きくならないよう、静かで優しい呼吸を心掛けましょう。

これを繰り返します。

日頃はこれを10回くらい繰り返すと良いようです。

行う時間帯も自由です。
寝る前の習慣にしても結構ですし、朝起きて１日の始まりに行ってもいいでしょう。
 

ポイントは「ひと呼吸ひと呼吸、大切に、丁寧に、そしてとても細やかに味わい、観察する目を持って行う事」だそうです。

私がしてみた感想としては、普通の深呼吸より一層手の動きなどに意識が向けられるので、そこに頭が集中し、

余計な事（雑念）が頭から離れて、呼吸のことだけに集中出来る感じです。

もし少しでもお役に立てたようでしたら、応援ポチお願いいたします。


にほんブログ村


心理カウンセラー ブログランキングへ