対象:お金と資産の運用
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個人向け国債等が100%安全確実とは言い切れません
とりとん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、価格変動リスクを避けたい場合は、当面は、定期預金や個人向け国債を選ばれるのが、ベターと思います。
ただ、長期の視点で見れば、定期預金や個人向け国債が、100%安全確実とは言い切れません。
というのも、今、日本政府の債務残高の対GDP比((GDP:国内で1年間に新たに生みだされた生産物やサービスの金額の総和。国の経済力の目安によく用いられる。))は、2009年で189.6%と、先進国の中でも突出しており、日本は、世界屈指の借金大国となっています。
出所:財務省ホームページ
ご参考までに、今、財政危機に陥っているギリシャ政府の債務残高の対GDP比は、報道によれば、今年120%に拡大する見込みとのことです。
もちろん、前提条件が違うので、単純比較はできませんが、日本の借金が、かなり深刻なところまで来ていることは確かです。
それでも日本が財政破綻しないのは、国債の大部分が、国内で買われているからなのですが、もし国内で消化しきれなくなったら...
というところまで、想像力を働かせておく必要はあると思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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元本割れの無い運用と、国内債券での運用
とりとん 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
リスクを取らずに運用する場合には、日本に本店のある銀行の、「定期預金」、それも1年ものにお預けになり、満期日の都度金利の高い銀行に預け替えをされるようお勧めします。
日本に本店のある銀行は預金保険制度に加入していますので、万が一があった場合に、元本1,000万円とその利子が保証されるからです。
1年物をお勧めする理由は、市中金利への連動性も高く、今後の金利上昇があった場合にはそれへの対応が可能という点です。
個人向け国債10年変動をお勧めします。
今回、金利が低いことで人気が有りませんが、国債が増発されている現況から、今後の金利上昇の際に、変動金利が有利に働きます。また、前2回の受取利息を払えば、元本が戻るというオプションが付いています。このオプションへの注目度は低いのですが、本来債券は日々価格が変わり、中途の売却は額面割れを起こす可能性の高い商品です。これが無いことは安心して預けっぱなしが出来ます。
リスクを多少なりとっても、収益率を高くする場合には、国内債券を対象とするインデックスファンドをお勧めします。価格の変動率も小さく、為替リスクも有りません。
国内債券の指数による平均予想収益は1.5%程度でリスクは5.5%です。これは単年度の運用成績の95%が-9.5%〜12.5%で通常の年(68%が入る)は-4.0%〜7.0%の範囲に入ることが見込まれます。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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定期預金か個人向け国債
とりとんさん、今日は。CFPの小林治行です。
元本確保の運用方法と言えば、定期預金、個人向け国債、社債(リスクは若干ありますが)の3本でしょう。
その中で社債は経験を要しますのではずして、定期と個人向け国債をコメントします。
1.定期預金
大手銀行は0.2%程度の金利ですから、ネット系銀行は如何でしょうか。
銀行ですから、1000万円までの預金には政府保証があります。(ペイオフと言います。)
何処が良いかは下記リストから探して下さい。
[[http://money.yahoo.co.jp/rate/supersmall/area1_20100118.html
2.個人向け国債
このお金を5年以内に使う予定があれば、本件は検討外です。5年又は10年拘束されるからです。
仮に使用する予定が無くても、利率は0.5%以上を約束してくれますが、昨今利率が低く、人気が下がっています。
次回は4月です。販売は銀行か証券会社です。
財務省のHPからQ&Aをご覧下さい。
[[http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kojinmuke/contents/qa/qa.html
人気が下がっているので、政府は3年物を発行するそうです。詳細不祥。
小林のHP:[[http://kobayashi-am.jp/]]
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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運用の目的は何でしょう?
はじめまして、とりとんさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
運用の目的は何でしょう?
それによっても運用先は変わってきます。また運用期間によっても商品は変わります。
貯蓄として考えるのであれば、銀行などの定額貯蓄や定期預金などが考えられますね。またネット銀行などは店舗や人件費がかからない分、金利が多少は良くなっています。
証券会社などで運用するのであれば、元本保証はありませんが、元本割れのリスクの極めて少ないMRFやMMFという商品もあります。
また長期的に運用するのであれば、保険商品の運用を重視する養老保険や低解約返戻金型保険などもありますね。
ただ現在の低金利時代に固定金利のものへ預けるのは金利が上がる時には金利上昇の恩恵が受けられないので注意が必要です。
運用期間や運用目的で商品を選ぶようにしましょう。
(現在のポイント:-pt)
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