対象:投資相談
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豪ドル建債券をどうするか
あさがお様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、確かに今は、購入された時よりも円高に振れていますので、来年3月にどうなるか分かりませんが、円に交換すると、損をする可能性はありますね。
もし、損をした場合に、円安に戻ると思われるのなら、満期後の資金を豪ドルMMFに入れる方法があるはずです。
その後、また、同じような豪ドル建債券を買うかどうかは、運用目的やお考えによります。
ちなみに、外貨MMFは、為替差益が非課税で、外国債券は、途中売却の場合、売却益は、非課税です。但し、ゼロクーポン債の売却益は、譲渡所得として総合課税です。
それと、あさがお様がもし亡くなられた時は、相続人の方が、その金融商品を受け継ぐことになります。
具体的な手続きは、その相続の時に、相続人の方が、金融機関に聞けば、名義書き換え等を案内してもらえますので、特に心配は要らないかと思いますが、ご自身の運用方針等を伝えておくと、戸惑わなくて済むかもしれません。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
豪ドル債券
豪ドル建て債券が満期になるという事ですが、為替に問題もあるので特に円高に推移している時は円転(外貨から円へ転換する事)をせず同様に2年程度の短期債を購入されて行かれれば宜しいと思います。
また、相続時には大抵の債券はその時から2,3週間以内には円転の手筈を取る事も出来ますし、相続ても債券の償還時までそのまま置いておくと言う場合もあります。
相続税の問題があり納税のためにギリギリ円資金が必要であるという場合には債券の所有者に取って不利な条件での現金化となりますので、ご心配ならそういった資金と関係の無い程度の投資額に絞って運用される事をお勧めします。
大手の証券会社や銀行系の証券会社では相続等は頻繁にありますので、どこの証券会社に何があるか程度でもご家族に伝えられて置けば良いと思います。
回答専門家
- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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外貨建て商品のものも・・・・
はじめまして、あさがおさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
来年に満期になる債券の資金の使い道を考えましょう。
外貨建ての商品で、現在円に交換すると損をしてしまう場合には、一時的に外貨建てのものに預けておくと言う事も考えられます。
それには外貨建てMMFもありますね。
運用を考える場合には、投資信託などでも外貨建ての商品の購入も出来ますよ。最近では海外に直接口座を開いて運用する事も考えられます。
また老後資金など更に運用を考える場合には、保険商品の外貨建ての年金商品もありますね。
保険商品でしたら、あさがおさんが亡くなられた場合には、保険金としてご主人様に支払われますし、相続税として節税対策にもできる場合があります。
まず、この資金をどのようにしたいのかを考えて運用先を考える必要がありますね。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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外債投資の期待値とリスクについて
あさがお様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
最初に相続についてお答えします。
もしお亡くなりになられた場合には、あさがお様が保有する金融商品は、全てが相続人が相続いたします。その際の解約は、当該金融商品を相続した方が解約または継続を判断いたします。その手続きは各金融機関で異なりますが、通常は本人が確認できるもの、戸籍謄本、住民票、実印等と遺産分割協議書などを持参して行います。解約の手続きはご心配される必要はありませんが、金融資産を取引している金融機関(名称、支店名、口座名など)はご家族が分かるようにされておく事をお勧めします。
投資・運用についてお答えします。
円に転換すると損をする件は、単にその時点で損失を確定するだけで、保有していてもその時点での含み損は同額(手数料含まず)です。従いまして、他の有利な商品があれば、損失を確定し野、当該商品の購入がベターと考えます。
確定されるのがお嫌でしたら、当該国債と同じく豪ドルでの運用(何時でも売却が可能という点で豪ドルMMFが望ましいと考えます)
外債購入の重要なポイントとして、金利以上に影響が大きいのは為替です。保有後の償還時に円安になれば、利益が上がりますが、円高になっていれば損失を蒙ることも有ります。また、外債の期待リターンは、為替の影響3.5%程度です(年金を管理・運用しているGPIFが公表している数値で、リスクは14.05%ですので、単年度の成果のばらつきの68%は―10.55%〜+17.55%の範囲になることを指しています)。外国債券単独の保有よりも、リスクを抑制するために、債券であれば地域を分散する(当然日本も入ります)ことをお考えください。より分散効果を得るのであれば、国内外の株式も加えられてはいかがかと存じます。
補足
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
(現在のポイント:-pt)
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