対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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外債投資の期待値とリスクについて
あさがお様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
最初に相続についてお答えします。
もしお亡くなりになられた場合には、あさがお様が保有する金融商品は、全てが相続人が相続いたします。その際の解約は、当該金融商品を相続した方が解約または継続を判断いたします。その手続きは各金融機関で異なりますが、通常は本人が確認できるもの、戸籍謄本、住民票、実印等と遺産分割協議書などを持参して行います。解約の手続きはご心配される必要はありませんが、金融資産を取引している金融機関(名称、支店名、口座名など)はご家族が分かるようにされておく事をお勧めします。
投資・運用についてお答えします。
円に転換すると損をする件は、単にその時点で損失を確定するだけで、保有していてもその時点での含み損は同額(手数料含まず)です。従いまして、他の有利な商品があれば、損失を確定し野、当該商品の購入がベターと考えます。
確定されるのがお嫌でしたら、当該国債と同じく豪ドルでの運用(何時でも売却が可能という点で豪ドルMMFが望ましいと考えます)
外債購入の重要なポイントとして、金利以上に影響が大きいのは為替です。保有後の償還時に円安になれば、利益が上がりますが、円高になっていれば損失を蒙ることも有ります。また、外債の期待リターンは、為替の影響3.5%程度です(年金を管理・運用しているGPIFが公表している数値で、リスクは14.05%ですので、単年度の成果のばらつきの68%は―10.55%〜+17.55%の範囲になることを指しています)。外国債券単独の保有よりも、リスクを抑制するために、債券であれば地域を分散する(当然日本も入ります)ことをお考えください。より分散効果を得るのであれば、国内外の株式も加えられてはいかがかと存じます。
補足
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
(現在のポイント:-pt)
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