対象:ペットの医療・健康
9月で13歳になったマルチーズ(オス)のことで質問です。以前から心臓が悪くて薬を飲んでいましたが、2ヵ月半ほど前に突然失禁し倒れました。10分ほどで回復しましたが、翌日病院で検査を受けたところかなり心臓が大きくなっているとのことでした。その上、肝臓に大きな腫瘍があるのがわかりました。(肝臓以外にも何個か腫瘍らしきものがあると先生はおっしゃってました・・・)心臓がかなり弱っているので、こちらの治療は見合わせたほうがいいということで、治療はしていません。せきは出ませんが、最近では動くこともほとんどなく、トイレに行くのにノソノソ歩いていく程度です。かなり腹水がたまっていて、お腹がパンパンになっていますが、おしっこは1日5〜6回ぐらい出ています。ここ2、3日は食欲もなく、手作り食などを食べさせようとしても、全くといってもいいほど食べません。薬は、心臓の薬と利尿剤と1週間くらい前から肝臓の薬などの5種類ぐらいを1日2回を飲んでいます。(サプリメントとしてパンフェノンとハタケシメジも飲ませています)治療法としては、これらの薬を飲むことしかないのでしょうか?また、最初の方は好物に混ぜて分からないように薬を飲ませていたのですが、そのせいか最近は私や家族からもらうものにとても敏感なってしまい、薬を飲ませるのにとても苦労しています。何か良い方法はないでしょうか?また、ここ数日口臭がひどいのですが、何か原因があるのでしょうか?質問責めで申し訳ございません。。お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします。
makupoさん ( 岡山県 / 女性 / 22歳 )
回答:1件
RE:心臓弁膜症と肝臓がんのマルチーズ
腹水が肝臓にある腫瘍によるものである場合、原因を除去(腫瘍を切除する)しなければ腹水を抜いても再度たまってきてしまいます。また腹水の除去を繰り返していると血液中のタンパク質の値が低下することが予想されます。横隔膜を圧迫し呼吸が苦しくなる程溜まっているのでなければ腹水は抜かない方がよいでしょう。
また肝臓の腫瘤については腫瘍の種類により抗ガン剤の有効性など変わってきますのでまずはそちらを精査されたほうがいいでしょう。治療は外科手術による切除が第一ですが今回の場合、心臓が悪く麻酔のリスクは極めて高いと思われます。また完全切除は難しいかもしれません。これらのことを考えた上でリスクを伴いますが積極的に治療(外科手術、化学療法、放射線療法等)をすすめていくか現在の内服薬による温存療法を続けていくかをかかりつけでよくご相談ください。セカンドオピニオンとして他の動物病院の診察をうけるのもよいかと思います。
薬の飲ませ方はいくつかあり、一番楽なのは好物に混ぜて与えることですがそれが難しい場合は薬を水で溶かしてスポイトで口の中へ入れてあげる方法がよいでしょう。この場合二人で協力し片方が犬をおさえ、もう片方が薬を飲ませるようにした方がよいです。口臭に関しては歯槽膿漏が一番多い原因です。他には涎で口周りが汚れている場合も臭いが気になることがあります。
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