対象:投資相談
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ご質問の二者択一で言えば・・
FPの岩川と申します。
同じリスクなら、リターンの高い手段を選択する
同じリターンなら、リスクの低い手段を選択するのが基本です。
つまり、運用期間が同一でかつ、
同一の為替リスクを取るなら、リターンの高い既発国債の選択が有利です。
ただし、ご質問の二者択一の場合に限った回答です。
2年半では、円高に10円強進めば、利益は消失しますので、
くれぐれも「投機性」が高いということをお忘れのないように。
本来、さらなる円高に動いても、収益が得られる、余裕のある運用期間と投資先を考える必要があります。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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オーストラリアの債券
直近オーストラリアは先進国で唯一政策金利を上げた国です。今後も1,2年の間に金利を上げて来る可能性があります。段階的な引き上げが見込まれており3.50%〜4.00%まで引き上げられるとの見方が優勢となっています。
それがポイントです。
また、今後2年半の間にこの資金に頼らなくて良いという前提で考えると、単純化すると(厳密に複利効果を考慮すると若干異なりますが)MMF金利の今後2年半の平均値が4.76%より高いか低いか、もしくは数か月間のMMFと他の金利の高い債券を数か月後に買った場合との読みによります。
1.MMF2.5年 VS 債券2.5年
2.MMF0.5年+債券2年 VS 債券2.5年
3.MMF1年+債券1.5年 VS 債券2.5年
例えば半年後に同じ様な債券が例えば1%高い5.76%で買える可能性があります。その場合を期待するのであれば、今は4.76%で資金を固定化するのではなくこの半年程度の期間でより高い金利の債券への投資の機会を待つ方が良いのではないかと思われます。
ただ、一方オーストラリアの景気はそれほど良くないと思われるのであれば、金利上昇はそれほど速くないという事で債券を買っていた方が良かったという結果になります。
(あくまでもMMF金利との比較になるのでMMF金利がかなり低い場合には異なります。)
回答専門家
- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
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金利と為替で判断を
マゴン様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
豪ドルMMFかオーストラリア国債かの件、もし、両方とも、2年5ヵ月持ち続けるつもりであれば、おそらく、オーストラリア国債を選んだ方が、単純に言って、金利分のメリットが得られる可能性が高いでしょうね。
為替リスクは同じですし。
ただ、オーストラリアは、今、政策金利を引き上げていますので、あと、半年くらい待つと、金利が上昇している可能性もなくはありません。
ですので、例えば、半年後にオーストラリアの金利がすごく上がった場合に、国債の方を買っていたとすると、後悔するかもしれません。
金利が上がると、債券価格は下がる(金利が下がると、債券価格は上がる)というメカニズムがありますので、金利上昇時に手持ちの国債を途中売却して乗り換えるとしても、その時の債券価格は、マイナスになっているということです。
あとは、課税上の取り扱いも異なります。
外国債券は、満期まで持ち続けた場合、償還差益は、雑所得として、総合課税の対象になります。一方、外貨MMFで生じた為替差益は、非課税です。
ただし、外国債券も、途中売却の場合は、売却益は、非課税となります。
(利付債の場合)
利子については、いずれも20%源泉分離課税です。
もっとも、オーストラリアの債券に投資することが、ご自身の運用目的に適っているか、という視点の方が、各論よりも重要と思います。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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購入に当たっての判断ポイントです
マゴン 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
いずれを選ぶかはマゴン様のご判断になりますが、判断のポイントを回答いたします。
投資の目的により、購入商品が変わります。
1.為替変動リスクに賭けて差益が目的の場合には流動性に優れたMMFが適しています。
金利の高さはその国のインフレ率が高いことをさしています。インフレ率の高い国の通貨(豪州)と低い国(日本)の通貨では、いずれ円高になることが原則です。
ただし、それまでの間に豪ドルに対して円安に振れることもあろうかと思います。そのときに売却し利益を得ることが可能です。また、MMFの為替差益には税がかかりません。
2.2年半という期間での為替変動リスクを低く見積もられるのであれば、国債の購入をお勧めします。その条件であれば高金利4.76%が得られる可能性があります。
いずれにしても、為替が円高に振れないことを前提とした投資になります。
3.一方、債券の分散投資の一環であれば、オーストラリア国債の購入をお勧めします。
この場合には、日本国債、米ドル債、ユーロ債なども保有されていることが前提になります。
また、国内株式、国内債券、外国株式な他の通貨建て商品を保有されている場合にも、有効な手段と考えます。
もし、外貨建て商品が豪ドルだけの場合には、むしろ豪ドルmMFの一部を解約して、ドルやユーロのMMFもご購入される通貨分散をお勧めします。
為替に関する原則を一つお知らせします。
(日本との)金利の格差は長期的には(円高という)為替損で必ず相殺されます。
∵金利が高い≒インフレ率が高い≒物の値段が上がるという循環で通貨の価値が下がることを意味しています。従いまして、当該通貨に対して円が高くなり、為替損が発生するからです。
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