対象:投資相談
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500万円で国内単元株を売買し、利益が出た分はとりあえずネットバンクの定期預金に預けていました。その預金が満期になるたびにETF(1308/1348)のインデックスファンドを買っています。このたび、2010年8月までに順次合計150万円が満期を迎えるのですが、株式以外でこのお金を今後どのように運用したらいいか悩んでいます。
株式売買益の運用ですので、定期預金よりは利率の良いものを希望していますが、あえてリスクをとるつもりもありません。国内外の債権への投資を検討しており、最近できた外国債券ETF(1677)は毎月分配と売買高が少ないためいまひとつためらっています。そんな中、eMAXISシリーズの投資信託の発売を知りました。運用の目的は7年後に計画している自宅の購入費用に充当するつもりです。
秀佳さん ( 愛知県 / 男性 / 43歳 )
回答:3件
正しい情報と正しい理解が重要です。
はじめまして、FPの岩川と申します。
リスクを取りたくないと、お考えのようですが、
国内債券は、良いとしても、
外国債券は、為替の影響を受けるため、少し考え方が異なります。
債券という性質上、外国債券もリスクが少ないと思われるかもしれませんが、
株式に匹敵する値動きがあります。
外国債券に投資する場合は、国内株式や外国株式を一緒に保有のが有効です。
一見、株式資産を加えることで、リスクが高まると思われがちですが、
その逆で、リスクは、外国債券ファンド単一で保有するより、リスクは軽減されます。
正しい情報と正しい理解が重要です。
eMAXISシリーズですが、
パッシブファンドですから、これまで発売されているファンドと何の変わりもありません。
コストも取り立てて安いわけではないようですが、
あえて、新発のファンドを選択する意味はないように思われます。
それと、ご指摘の外債ETFですが、
おそらく、毎月分配型を目的とした外国債券ファンドでは、国内でもっとも有利な商品です。
しかし、7年運用の場合は、毎月分配の選択は、目的に沿わないと思います。
ETF外債について、触れてますので、よろしければ↓
http://profile.allabout.co.jp/pf/iwakawa/qa/detail/37673
すべての資産を目的別に区別し、計画的なポートフォリオ運用をされた方が、
トータル的には、リスクを下げ、リターンをあげることも可能と考えられます。
ご不明な点があれば、気軽にご質問ください。
評価・お礼
秀佳さん
ご回答ありがとうございます。
単元株の運用益ですので一度頭を冷やすためにとりあえず6ヶ月から1年の定期預金に預けていました。外債が株式と同じような値動きをするとなると手を出すつもりもなくなってしまいます。住宅購入資金の足しになればとの思いでいますが、購入した住宅も会社定年までの期限付きのものですので購入時に自分でできるだけの範囲以外手を出すつもりもありません。中古マンションか中古一戸建をリフォームすることを想定しています。ただ、資金に余裕があればそれだけ購入できるグレードがあがりますので、あまりリスクをとらずに定期預金よりは利率の高いものは無いものかと考えている次第です。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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リスクの観点から資産配分をお考えください。
秀佳 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
現在の日本株ETFのリスクに比較すると、外国通貨建ての商品はインデックスといえども、為替変動の大きさでご自宅の購入費用に充てるには不向きではないかと考えます。
また、期待リターンは2.5%です(GIFや企業年金の公表数値)、むしろ期待リターンは1.5%と1%低くなりますが、日本債券を対象とするインデックス・ファンドをお勧めします。
今回発売のネット投資家を対象とするeMAXISシリーズの国内債券投信の信託報酬とご比較ください。
なお、ETF(1677)の毎月分配はETFの仕組み上致し方ないものとお考えください。
もし、ETF(1677)とeMAXISシリーズを比較されるなら、信託報酬の差を比較されてはいかがでしょう。
私は、当初はETFは売買高、投信は資産残高、ともに多くは望めないものと判断しています。
また、現時点でのリスクの大きさは、国内債券のみが一桁で、外債は私が持つデータでは10%(456ヶ月)を超えています。
このリスクを取られるならば、国内外の債券と株式に均等配分されては如何でしょう、期待リターンは4.0%<リスクは8.7%です。
補足
秀佳 様
期待リターンの1.5%には信託報酬を考慮しております。
但し、インデックス・ファンドの平均程度です。
日本債券の場合は、信託報酬は低めに設定されています。
外国債券は、シティーコープ国債インデックスで456ヶ月(2008年末)
を取った過去リターン(税等のコストを考慮せず)では3.2%になります。
長期投資ては、ノーロードの信託報酬の安いものがお得です。
従いまして、今回上場されたETFは信託報酬が低い分魅力があります。
評価・お礼
秀佳さん
早速のご回答ありがとうございます。
外債の期待リターンが2.5%とは知りませんでした。しかし国内債権の期待リターン1.5%ということは信託報酬を支払うとネットバンクの定期預金と変わらなくなってしまいそうですね。(この考え方は正しいでしょうか)
自宅の購入資金とはいえ、借金せずにできる範囲でと考えています。
期待リターンというのはどうすれば知ることができるのでしょうか。
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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目的が目的だけに・・・
秀佳 様
ご質問をいただきまして、ありがとうございます。
ファイナンシャルプランナーが天職!BYSプランニングの釜口です。
よろしくお願いいたします。
eMAXISシリーズの投資信託は、長期分散投資を考えるのであれば、非常に良い投資信託ですね。
(いろんなアセットクラスを購入するという前提ですが・・・)
ただ、ご自宅購入費用ということは資産の減少は避けなければいけないでしょうし、リスクをとるつもりがないということですので、投資信託は選択外になるでしょうね。
秀佳様のお考え次第ですが、金利が高い1年定期預金などの方が目的にあっていると思われます。
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
評価・お礼
秀佳さん
早速のご回答ありがとうございます。
7年間という時間軸があっても「リスクを取りたくない」というのは元本保証と考えたほうが良いのですか。
リーマンショック後のこの時期だから「7年先を見据えてもうこれ以上市況が悪くなることはないのでは」という安易な気持ちで考えていました。
勉強不足でリスクを数字で捕らえることができていません。リスクの捕らえ方が理解できるまで定期預金にしておきたいと思います。
(現在のポイント:-pt)
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