マンションの排水管工事

hatomugiさん。はじめまして。
竹内建設 竹内と申します。よろしくお願い致します。

ライニングは主に建築工事の対応分野なので、ライニング専門の業者というのではなく、建築工事、内装工事店で見積もりがとれるかと思います。

設備工事店だけでもライニングが施工できるように、ライニング専用の部材がTOTO，INAX
から販売されていて、
※参考TOTOホームページより（http://www.com-et.com/products/liningparts/）
給排水設備の交換と共にライニングも一括で施工できる設備業者さんもいるかと思いますが、質問文中、設備屋さんの紹介で、ということは今回はそういう業者さんではないようですね。

工事上の注意点としては、建築工事と設備工事店の業者間の打合せをしっかりと行ってもらうことです。設備工事店のやりやすいようにだけ給排水配管を進めると、ライニングの下地が組めないようになってしまうことがあります。逆に建築工事店のやりやすいようだけライニングの下地を組むと給排水配管が通らないこともあります。
順番と方法、施工の日時、双方了解のうえ工事を進めることが必要です。
しっかりと打合せを行ってもらえそうな業者さんを選定されるのが良いかと思います。

また相見積もりは、条件を同じくしてください。ライニング何ｍという曖昧なものでなく、下地に何を使って、どんな仕上げ材を使うのか（できればメーカーまで）先に提出された見積りを再度確認して、同じ条件の見積りを取るようにして下さい。

マンションの規模が不明ですのでこの回答が当てはまるか心配ですが
築２０年との事で気になることは排水管が鋳鉄製の物が使われている
と言う事です。その頃の集合住宅では硬質塩ビ管が使われるのが一般
だと思いますが、鋳鉄製であることは間違いが無いと言う事で宜しい
ですね？

そこでライニング業者を探す場合、

１.マンションの住人に建築関係の人が居る場合にその人に頼む
２.役所に水道業者を紹介してもらう
３.地元の水道業者に依頼する
４.インターネットを利用する

以上の探し方が有ると思います。
見積書を見る注意点は見積が細かく数量が書かれているのか、見積書
を比較して数量が同じような数量かなどです。それ以外では専門性が
高く見積書に書かれている項目が必要か不必要かは判断は難しいと思
います。
そこで気を付けなければならない事はマンションの管理は専門家の意
見を必要とする場合が多いですので工事を行うなどの利害関係が無い
建築関係の人に実費を払ってでも会議などに参加してもらう事が良い
と思います。
そうすれば提出された見積書を的確に判断できて結果的にお金が掛か
らないように出来ます。