実家の連帯保証人と自分のマイホームについて

おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

ご結婚おめでとうございます。
奥様が実家の連帯保証人になっているのであれば、今度ローンを借りる時に連帯保証人になるのは難しいです。ただ、通常は保証会社をつけるため保証人はつけません。
よって、ご主人がある程度の年収になれば、借り入れは可能です。借入可能額については年収によります。奥様が借りられるかどうかについても奥様の年収によります。

彼の実家をどうするのかについてですが、家計の状況と今後の収入見込みによります。また、住宅を購入するのであれば物件価格の3割ぐらいは自己資金を用意したほうがいいです。金利の低い金融機関は自己資金がないと貸してくれない場合もあります。

まずやることは、建て替えにしてもリフォームにしてもいくらぐらいになるかを概算でいいので調べましょう。そして、それに対して無理かどうかの検討をしないとなりません。
無理かどうかの検討をする上で結婚すると支出なども変わってきますので、結婚後の家計の収支の把握も必要でしょう。また、お子様の今後の進路や習い事などをどうするかも夫婦で検討する必要があります。老後についてもどうするかも検討すべきでしょう。それによっても住まい方が変わってきます。

いろいろ書きましたが、まずは今後の予定を書き出してください。そして、それに対していくらぐらい必要でそのお金をどのように貯めるのか考えましょう。
そうすると住まいをどうしたらいいのかが見えてくるのではないでしょうか。

ある程度予定が固まったら、お近くのFPにご相談され家計のシミュレーションを作成することをお勧めいたします。

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

まず、新しく連帯保証人になれるのかどうかは、
「お悩み」さんの年収と父名義の住宅ローンの返済金額によって、
信用枠が残っているのかどうかにかかってきます。
絶対に無理というわけではありません、なかなか難しいと思われます。

ただ、彼の年収が手取りで16万円程度であれば、
単独で住宅ローンを組むことは可能です。
手取りで16万円程度あれば、実際の支給額は18万円程度かと思います。

都市銀行等の通常の住宅ローンは、年収300万円以上ないと
相当厳しい審査となりますが、フラット35を活用すれば
その他の借入等(キャッシング、オートローン等)がなければ
概算で1440万円程度の借入が可能です。
(例:SBIモーゲージ、金利2.82%(H21/7月)、期間35年、返済比率30%)

フラット35で、本体価格の100%までの借入が可能となったので、
不動産購入にかかる諸費用程度の自己資金があれば、
住宅の購入が可能となります。

土地をもらって、その上に家を建てるだけであれば、
建物の諸費用に関しては、何百万円もかからないので、
数年後までにその費用を貯めることができればと思います。

将来の住宅購入は決して無理な話ではないので、
ぜひお二人で力を合わせて頑張ってください。

少しでもお役に立てれば幸いです。

お悩みさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『彼と、私2人の名義でも新居のためのローン借り入れはできないでしょうか?』につきまして、お悩みさんの場合、既に連帯保証人になってしまっていますので、お父さんが住宅ローンを早期に完済していただけないと連帯保証人から外れることができませんので、いまのままで新たに連帯保証人になることは難しいと思われます。

尚、お悩みさんの場合、来年結婚をされるのですから、新生活が始まりましたら正確な家計収支を把握することができますので、それから将来の具体的なライフイベントの計画を始めてください。

今の時点であれこれ考えても、具体的に正確な数字が把握できないのですから、あまり役には立たないかも知れません。

新生活が始まり毎月基本生活費で幾らかかっているとか、幾らくらい貯蓄ができるのかなど、一度把握する必要があります。

尚、住宅につきまして、ご主人様の両親と二世帯住宅にするなどということで、購入する方法もあります。

ご両親にある程度費用負担をしてもらうことで、住宅ローンを組んでも住宅ローンの返済負担を軽減することができると思われます。

また、玄関や水回りを別々にすることで、完全に両親とは別にすることができますし、将来、お子様が生まれたときでも、場合によってはお子様の面倒をご両親に頼むこともできると考えます。

将来、お金のことで困ることがないように、ご主人様と幸せな家庭を築いていってください。

以上、ご参考にしていただけますと幸です。
リアルビジョン 渡辺行雄