対象:リフォーム・増改築
回答:2件
小浜 貴士
建築家
-
遮熱環境を整えましょう
19671102さんこんにちは。 小浜 貴士と申します。
この度はご質問ありがとうございました。
まずは、屋根裏の気温についてですが、屋根葺き材が何か?、又断熱材を屋根側に設置しているか、天井裏に設置しているかによって大きく変わってくると思いますが、推測するに多分後者が考えられると思います。
そうなると夏場の天井裏は50〜以上はゆうに達していると思われます。
当然人が生活するのには支障をきたしますし、収納面にしても陶器類等に限られてくると思います。
温度に乗じて湿度もかなり高くなると思いますので、衣類等も避けたほうが懸命でしょう。
それらを解消するのには、屋根面に遮熱シート等を貼った後、更に断熱材を充填して新たに屋根裏にも天助を新設してあげれば、良い環境が造れると思います。
↓下記のような商品を参考にしてみてください。
http://www.afgc.co.jp/pdf/060320syanetsu9.pdf
2階に温度においては、上記のような工事を施すことにより、温度は下がると思います。
2階建てではなく、3階建てと同じような仕組みになりますので、現況の1階と2階の違いで判断していただけたらよろしいかと思います。
以上になりますが、今回のリフォームするにあたってお役にたてたら幸いです。
それでは良きリフォーム工事になりますこと影ながら応援させてもらいます。
オネストアーク
小浜 貴士
森岡 篤
建築家
-
屋根に沿って、断熱層で覆う
19671102さんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
屋根裏収納の設置は、どのような形を考えられているでしょうか。
現在、2階の天井は水平ですよね。
A)屋根なりの勾配天井として天井を高くし、屋根裏収納スペース(ロフト)を確保する
B)水平の天井に開口を開け、文字通り、屋根裏空間に収納
天井下地は普通石膏ボードで強度がなく、天井吊材も不足なので、B)で収納するには、天井やり替えとなります。
以下、A)としてお話しします。
2階が水平の天井では、断熱層は天井のすぐ上にあることが多いです。
屋根なりの天井にするためには、屋根に沿って断熱をやりかえる必要があります。
ここで重要なことは、外壁から連続して断熱層ですっぽり屋根を覆うことです。
断熱のすきま(ヒートブリッジ)があると、熱が入ってしまいます。
夏場、屋根の表面温度は、60〜70℃に達します。
天井頂部は、屋根温度と室内温度の中間の温度で、断熱がきちんと施されれば、室内温度に近づきます。
屋根表面温度がとても高いので、いづれにしても、2階天井頂部は温度が高くなりがちです。
温度を下げるには、頂部に換気扇を設け、外部に排気するのが最も効果的です。
この方法は、2階居住空間の気温も下げることができます。
参考にしていただけたら幸です。
パルティータ建築工房サイトはこちら
東京都中野区の建築設計事務所 注文住宅/二世帯住宅/リフォーム
住宅の疑問にこたえる、「住宅こたえるね!ット」はこちら
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング