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対象：ペットの医療・健康
推定年齢13歳、慢性腎臓病と診断された猫なんですが、まったく口から食物、水をとりません。食道チューブで流動食を入れ、輸液をしているので衰弱はないのですが、BUNが101、クレアチニン10.1ぐらいでもカリカリを少量食べていたのに、現在はともに数値が下がっていながら食欲がありません。食道チューブを入れたせいでしょうか。また、下痢をすると必ずと言っていいほど嘔吐します。下痢でない場合は嘔吐もないのですが。いつかは口から食物を摂って欲しいと思っているのですが。もう一つ問題はかかりつけの先生も「初めて見た」とおっしゃる腫瘍のような出来物です。肝臓近くにあり、ブドウのように水が溜まった房がエコーで見えています。全体がかなり大きく、成長しており胃を圧迫していることもわかりました。食欲不振と関係あるのでしょうか？腫瘍状のものは年齢的、病気の状態から切除は難しいとのこと。水を抜いたのですが、すべての房からは不可能です。食欲不振、下痢と嘔吐の関係、そして腫瘍状のものに対する処置をお教え下さい。
YANKSさん （ 東京都 / 男性 / 47歳 ）
回答：2件
専門家
老ネコ
BUN、クレアチニンの値を見せていただいただけで、これで充分、食欲廃絶、嘔吐の原因となりえます。 現在の食欲不振、嘔吐、下痢が腎不全から来るものなのか、腫瘍性と思われるものが悪さをしているものなのかは不明です。
腫瘍性のものの処置は、現在の腎不全の状況からは、いま、主治医の先生がなさっている治療法くらいしかできそうにありません。 腫瘍性のものから採取した液体の中には、細胞が含まれてはいなかったのでしょうか。
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RE:老猫が口からご飯を食べません
慢性腎不全では高窒素血症になり食欲不振、嘔吐が見られます。慢性的に少し高い数値で維持していた猫ではその状態にある程度体が慣れているためBUN,Creとも高値にも関わらず食事をとってくれることもあります。
現在、BUN,Creともに安定しているようですが、その他に血液検査で異常値はないのでしょうか?腎臓以外に原因があり食欲不振が続いていることも考えられます。
肝臓の周囲に液体貯留のある腫瘤があり胃を圧迫しているようです。腫瘤が胃を圧迫することによって食欲不振が起こり、胃の動きが制限され消化管全体の機能が低下していることが考えられます。エコー検査、貯留液検査、針吸引生検(針を刺して細胞を採取して検査する方法)ではどの腫瘍が疑わしいか?消化管を巻き込んでいるのか?などはどうなのでしょうか?腫瘍の種類、発生部位により対処法も変わってきます。
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