対象:転職・就職
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
はじめまして。
現在24歳・広告営業・既婚女性です。
以前から関心のあった漢方医か漢方薬剤師を目指そうと考えています。(漢方と一口にいっても様々あることは存じ上げていますが、ここでは前述のように呼ばせていただきます。)現在医師・薬剤師免許は持っていません。
元々農学部の出身で、食の大切さを消費者に伝えたい、良品が売れるようにしたい、そのために消費者が魅力的と思うように伝える方法を知りたい、という気持ちで現在の仕事を選びました。
ですが、こういった仕事は流行にキャッチアップする必要があり、元来流行に興味がないため、流行に左右されることのない医療・教育的な仕事の方が合うのではと考えるようになりました。
そこで、「医食同源」という考え方の東洋医学に共感すること、自然が好きなこと、過去に自分自身が漢方薬にお世話になったことを踏まえ、漢方医・漢方薬剤師になりたいと考えるようになりました。
単に漢方薬を処方するだけではなく食生活から指導すること、患者さんに寄り添い十分にヒアリングしないといい治療ができないという業務内容は、現在の仕事内容から振り返っても自分に合っていると思います。
?医療業界における漢方(東洋医学)の位置づけはどのようなものなのでしょうか?
?漢方医・漢方薬剤師の需要・供給バランスは現在どうなのでしょうか?また、今後はどのように予測されるのでしょうか?
?漢方医と漢方薬剤師どちらを目指すべきか悩んでいます。各々メリット・デメリットはどうでしょうか?
?実家が医者や薬局ではないので、勤務医になります。漢方医として求人をしている病院・薬局はどれほどあるのでしょうか?(?と重複するかもしれませんが・・・)
その他、アドバイスなどございましたら、宜しくお願いいたします。
長文になり、大変恐れ入りますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
ショウコさん ( 北海道 / 女性 / 24歳 )
回答:1件
日本における漢方の現状について
ショウコさん こんにちは
漢方は専門ではありませんが薬剤師・キャリアアドバイザーとして回答いたします。
1)単純にはご説明が難しいですが、東洋医学と西洋医学については健康保険で扱える
範囲としては特に大きな差は無いと思います。
但し、両方扱える方がバランスの取れた医療を実現できると私は考えます。
2) 1)でお答えしたように、漢方専門で自らがブランドになって業を行うようになるには
かなりの時間と経験が必要になります。需要はそれなりにありますが、それだけで食べて
いくにはかなり難易度が高いと考えます。
3)漢方医のメリット エキス剤などの健康保険適応の処方が出せる
漢方医のデメリット 医師国家試験合格が必要 但し医学部では漢方はほとんど学べ無い
漢方薬剤師のメリット 扱える漢方製剤の種類が多い
漢方薬剤師のデメリット 薬剤師国家試験合格が必要(薬学部は6年間になってます)
処方箋以外の漢方医薬品は「登録販売者」も扱える
4)漢方医・漢方薬剤師としての求人は現実的に多くありません。
有名な先生の下で修行をしてから暖簾分けなどをさせてもらうのが現実的です。
なかなか大変な道のりですが、医療への志をしっかり持ちながら着実に進んでください!
回答専門家

- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス

ショウコさん
早速のご回答ありがとうございます!
2009/07/22 23:12水 八寿裕さま
早速のご回答ありがとうございました!ご丁寧にお答えいただき、大変参考になりました。
やはり道のりとしては険しいのですね…。更なる情報収集、気持ちの整理をして、決めたいと思います。
>3)漢方医のメリット エキス剤などの健康保険適応の処方が出せる
> 漢方医のデメリット 医師国家試験合格が必要 但し医学部では漢方はほとんど学べ無い
> 漢方薬剤師のメリット 扱える漢方製剤の種類が多い
> 漢方薬剤師のデメリット 薬剤師国家試験合格が必要(薬学部は6年間になってます)
> 処方箋以外の漢方医薬品は「登録販売者」も扱える
とのことですが、漢方医よりも漢方薬剤師の方が、扱える薬剤の種類が多いのでしょうか?
重ねての質問になってしまいご多忙の中大変恐縮ですが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ショウコさん (北海道/24歳/女性)
(現在のポイント:4pt)
このQ&Aに類似したQ&A