対象:システム開発・導入
回答数: 3件
回答数: 3件
回答数: 2件
現在取引のある開発業者さんと開発単価に関する交渉をしています。最近の見積もり方法としてファンクションポイントなどによりあまり単価が意味をなさなくなってきていると聞くものの、金額を算出するには最終的に単価がかかっていることからなんとか単価を下げたいと思っています。
しかし、これまでの開発において品質には文句がないので、あまり交渉が難航することで変な空気にはしたくないと思っています。また、ある程度定期的な開発が必要なことと、オンラインシステムのため保守も請け負っていることから、単純に他業者への移管などを考えて進めることも難しいと思っています。
こういう場合は他業者と比較する以外に交渉する術はないのでしょうか?
ちなみに1人月=140万です。最近はあまり見ない単価だと思うのですが。作業はオンラインシステムの開発、保守業務のみです。
悩めるリーダーさん ( 埼玉県 / 男性 / 33歳 )
回答:9件
交渉すること自体はしてはいかがでしょうか?
環の小坂です。
難航するかどうかはわかりませんが、
交渉(お願い?)をされることが特に問題がないかと思います。
確かに1人月140万円は高い部類に入りますが、
ご満足されていることを考えると、
それに見合う技術者の方がいらっしゃるのではないかと思います。
また、人月の低いところに頼むと安くなるかというとそういうものでもありません。
高いには高いなりの理由がある場合が多いです。
・ノウハウ・知恵があるので、工数が少なく品質を高くする方法を知っている。
・テクニックがあるので仕事が速い。
などです。
ただ、価格の交渉自体はよくある話しだと思いますので、
まず相談されてはいかがでしょうか?
もう一つあまり単価にはこだわらないほうがいいと思います。
単価よりも実際に何を作ってもらって(保守含む)いくらかを考え、
その価値で判断されるほうがいいと思います。
無理に単価を下げても「工数を増やす」といういんちきをする会社もあります。
(そいいう意味では他社との比較も難しいです。
会社によって工数は変わってきますし、要件は同じでも
答えは一つではないので、同じものが出来るとも限りません。)
以上、参考になれば幸いです。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
谷口 浩一
Webプロデューサー
-
他社をあたる前に
品質に文句がなく、関係に変な空気を生じさせたくないんですよね。
ということは、この業者さんは、貴社にとって大切なパートナーの立場にあるのでしょうから、他業者との単価比較やそれを前提にした交渉はすべきではないと思います。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
両者がこれまで良好な関係を築いてきたのなら、なおさらです。
単価であろうが、機能基準の課金であろうが、金額の設定においては、相手方にも正当な理由があるはずですからね。
こんな時代ですから、悩めるリーダーさんへのプレッシャーもあることでしょう。
ですが、他社との比較が前提では、相手には決していい印象を与えませんし、結果的に交渉を困難な方法へ進めてしまうことになりかねません。
相互において大切な存在であるならば、必ず落としどころを見つけられると思います。
貴社の、そして、悩めるリーダーさんの抱える課題と実情と下げ幅について、誠意をもってお話されることがなによりだと思います。
人月単価は各社で大きな幅があります。
ですが、金額を中心に据えた選択は、後々かなり大きなリスクを負うことになります。
客観的にみて、信頼のある開発会社であれば、この単価は決して高額だとは思えません。
企業間での金額交渉はどのような業界でもあることです。
両者間で誠実にじっくりと交渉されることをお奨めします。
ご参考になれば幸いです。
成功するWeb戦略とホームページ制作のチームデルタ
谷口浩一
評価・お礼
悩めるリーダーさん
アドバイスありがとうございます。
やはりリスクとの兼ね合いですね。
もう少し腹を据えて交渉を重ねてみます。
村本 睦戸
ITコンサルタント
-
覚悟を決めるか、決めないか?
こんにちは、ホロデックスの村本と申します。
おそらく「悩めるリーダー」さんは、上司から指示を受けて、交渉を任されており、
現場サイドでは、今できているその業者様とのあ・うんの呼吸や開発品質などの
現状に満足され、変えたくない。
というご状況なのだと思います。
厳しい時節柄・・・
上司としては、経営のレベルから多少のリスクを覚悟して、単価を下げたい思いが
いっぱいだと思うのです。
まず、「悩めるリーダー」さんとしては、現場の現状と、単価を下げることを
交渉して発生するリスクについて、どの程度上司が認識して、どの程度まで
交渉しろと考えているのか、確認が必要なのではないかと、思います。
上司の覚悟いかんでは、既存業者との関係とは別の新規業者を発掘し、納期など
それぞれのリスクをのんでもらうことなどなどを、プロジェクトおよび社内で
腹を決める必要があるのではないでしょうか?
三上 英昭
ITコンサルタント
-
交渉する余地もあると思います
初めまして、システム・デザイン研究所 三上です。
この時節柄、システム開発の予算が当初見込み通りにはならない場合も多く、
業者さんへお支払いする単価を引き下げをすると言うのも理解出来ます。
だからと言って、安く引き受けてくれる業者に安易に乗り換えると、思わぬトラブル
(期間内に完成出来ない、不具合を対応しないで引き上げてしまう等)に巻き込まれる
リスクがあります。
先にご説明されている方も言うように、このような場合には、腹を割って先方の業者さん
にご相談すると言うのが良い判断ではないでしょうか?
ただし、先方にお話しをする際には、単価を引き下げて欲しいだけの一点張りでは、
断られる可能性が高いので、(継続して作業を依頼されていると言う前提ですが)、
次の案件やその次の案件では、単価を戻すようなお話しもされることをお薦め致します。
※もちろん上司や関係部署には事前に話しを通しておくことが必要となります。
システム開発は、自社のルールをよく理解している業者さんに依頼しておくのが一番安全
であり、かつ良いものを作って頂けます。今回の交渉によって取引がなくなってしまうこと
だけは阻止するべきだと言えます。
ちなみにご質問にあった単価ですが、(単純にプログラムを作成するだけ)と言うので
なければ、先方の業者さんも相応のスキル保持者を担当にしているはずですので、
法外な料金と言う程ではないと言えます。
評価・お礼
悩めるリーダーさん
確かにそれなりのスキルのある担当を付けて頂いていると感じています。そうなるとボリュームディスカウントや継続的な発注を約束するしかなさそうですね。
岡本 興一
ITコンサルタント
-
契約形態の変更を検討しては?
人月単価を下げろという要求は、行き着くところは担当SEの給与を下げろという要求でもありますから、避けたいというお気持ちはよく分かります。
発注者側の経営者の立場で言えば、要件を満たすためにいくらかかるか? その費用について要件を満たした結果得られる効果と比較して許容できるかどうか。という視点こそが大切で、詳細コストの内容は投資判断としてはあまり意味がありません。
そうした背景から、最近は見積内容の詳細にこだわった交渉ではなく、要件に対する総額にて交渉するという手法が増えてきました。
実は、システムの作り手からすると、人月単価方式での契約は非常に楽です。
単なるコストの積み上げですむからです。
ところが、要件に対する契約になるとそうはいきません。
成果得るための方法を逆算していく形になります。
業者側からすると、単純ではないことから失敗した時のリスクは大きくなります。
しかし、新しい開発手法の導入によって、工数を劇的に下げたり、新しい管理手法の導入によって若いSEでも同等の成果を出せる様にしたり・・と、想定以上の効果を出せば、得られる利益も増えてきます。
そうした手法をみつければ、開発会社としても大きな財産になります。
つまり、開発側にもリスクをとればメリットを得ることができるということです。
なお、人月精算による契約は、リスクの多くを発注者側が負担し、要件ベースによる契約はリスクの多くを開発会社側が負担しているとも言えます。
開発会社はそれほどリスクをとっていませんので、競争が激化すれば、単価を下げられ、経営が厳しくなるのは当たり前ではないでしょうか?
ご参考になれば幸いです。
集客につながるホームページ
ネットとセキュリティ〜ウィジット株式会社
岡本興一
補足
単価契約でないのなら、話は早いと思います。
○○の機能で、○○円の予算でやって欲しい。
このとき、譲歩する内容として開発期間を長くしてもよいから、値段は低くとか、機能を削減してもいいので・・等々、Q(Quality), C(Cost), D(Delivery) のどこかを譲歩していけば交渉はし易いと思います。
実際、1ヶ月かかると言われた案件でも、3ヶ月かけてもいいから、値段を20% off して欲しい 等は、業者側からすれば、案件と案件の隙間を埋めやすくなることから、OKしてもらった経験があります。
評価・お礼
悩めるリーダーさん
決して単価契約をしているわけではないのですが、見積書に単価が表示されるわけです。
見積手法から単価を単なる係数と捕えればあまり大きな話にはならないのかもしれませんね。
坂田 岳史
ITコンサルタント
-
業務に応じた単価設定をします。
こんにちは、IT経営コンサルタントの坂田です。
さて、システム開発の単価についてご質問ですが、ご存じの通りシステム開発費用は、工数×単価で計算するの一般的です。この場合、全体の費用を抑えようとすると、工数を下げるか単価を下げる必要があります。
私の今までの経験から、工数を下げようとすると機能を削減したり、簡易言語を使いプログラム工数を下げるなどが必要になります。一方、単価はその会社独自で決まっているため、規模が小さい会社に代えるなどして下げるしかないので現実です。システム会社の営業担当者は、よく「単価は人件費ですので、下げられません」と言います。これはこれでその通りで、その会社の間接工数や直接工数の人件費(給与等)から計算されてるので、簡単には下げられません。
ただ、たまに見積もりに、システム設計もプログラム開発も同じ単価で費用算出していることがあります。通常は、設計は単価が高い人間が行い、プログラムは単価が低い人が行います。
以前、すべて同じ単価で見積もりを出した会社に、通常は業務によって単価が違いはずですが?というと、あとからプログラム開発の部分だけ単価を下げたことがあります。
今回どのような見積もりになっているかわかりませんが、少なくともすべての業務で同じ単価であれば、業務ごとの単価を出してもらい業務の難易度によって単価を下げるなどの交渉をされればどでしょうか?
詳細が分からないままの回答で恐縮ですが、少しでもお役に立てれば幸いです。
早川 徹
システムエンジニア
-
交渉するのは問題ないと思います。
ただ、他社への移管話を持ち出しての交渉は控えた方が良いと思います。
こんにちは、アイズプロダクションの早川と申します。
私もプロジェクトリーダーとして同様の悩みを持ったことがあります。
また、逆に開発を請け負う側の立場だったこともあります。
どちらの立場もお互いに会社や組織を背負っての交渉になりますね。
ですが、同時にお互いに感情を持った人間です。
悩めるリーダーさんも過去の仕事の経緯から発注先への満足度は高いようですので、考えてもいない他社への移管話で相手を揺さぶるような交渉は避けた方が良いでしょう。
それよりも交渉を成功させる一つのアイデアとして、自分の社内での立場を気遣わせるように話を進めてみてはいかがでしょうか?
例えば、発注先は当然お客様である悩めるリーダーさんの社内的立場も大事な関心事です。
受注はもちろん、仕事をスムーズに進めるためにもです。
ですから、社内でコスト削減を迫られているとか、発注先について再考を求められたりというような事情があるのでしたら、交渉に応じてくれる可能性は高いでしょう。
いずれにしても、1人月=140万が高いか安いかは発注側が決めることです。
応分の仕事をしてもらってありがたいと思える金額かどうかです。
ただ、一方では、どのようなシステムかはわかりませんが、リスクヘッジという意味でも一社に任せるしかないというような仕様はできるだけ避けたいものですね。
ヒントになれば幸いです。
評価・お礼
悩めるリーダーさん
上層部と担当者の単価に対する価値観が異なるのが問題ですね。上層部へ担当者レベルの価値観を認識させる努力を続けてみたいと思います。
睦好 正治
経営コンサルタント
-
単価を下げた場合、先方が出方を考えてみましょう
*単価を下げた場合、開発業者さんがどう出てくるか?
「1人月=140万」とのことですが、作業をされているのは複数のメンバーで構成されたチームかと思います。
チームの中には、1人月=60万円の新人もいれば、1人月=200万の、プロジェクトマネージャクラス
のベテランもいるのではないかと想像します。''平均「1人月=140万」''ことではないでしょうか。
「単価を下げろ」という要求に対して、経験の浅い人材の割合を多く派遣することで対応されるかもしれません。
そのとき、どんな影響がありますか?
**(1)品質
**(2)納期
**(3)御社の関係者の管理コスト
特に、(3)は、自社の人件費やコストとして反映されるため目に見えにくいのですがインパクトがあります。これまで、まかせていた工程で、御社の社員が関与しないことには進まないといった事態が発生するようになります。
逆に、丸投げになっていた作業工程が、御社の社員に可視化でき、改善の糸口を見出すきっかけになるなど、良い効果をもたらすことも考えられます。
実は、 「単価を下げろ」という要望は、「構成メンバーの若返り」を要求することにほかなりません。単に価格を下げろということではなく、何がしかの改革、それも若い力を必要とすようなプロジェクトを契機に、交渉されてはいかがでしょうか。
*** 強い単価を下げ要求の結果、シニアばっかり来てしまった、という事例もあります。くれぐれの相手の出方をよく想像してみてください。
評価・お礼
悩めるリーダーさん
他案件で新規業者を開拓し、既存業者とのバランスを調整してみたいとおもいます。
本橋 信次
ITコンサルタント
-
2段階移管をお勧めします
結局、値ごろ感ですよね。
単価×工数=金額
作る側としたらいくら欲しいのか、委託する側からすればいくら払えるのか、費用対効果も考えて決まっていくことでしょう。
ですので、単価も工数も後から無理やり決めることもあります。
単価のことはあまり気にされない方がいいのではないでしょうか。
他社へ移管される場合のことですが、今委託されているところは現行のシステムをよく理解されているようですので、それをすぐに他の業者へ替えるのも難しいでしょう。
今の業者さんも協力的にされるとは考えにくいですし、移管した後も当面はトラブルが出ることは覚悟された方がいいですね。
そういう場合の手段でひとつ案があります。
いきなり他の業者へ移管するのではなく、一旦ご自身のところで吸収されてから、別の会社へ委託するやり方です。
ご自身のところで吸収する方法ですが、正社員の方でシステムとご担当される方を育成されるか、採用されるかするやり方と、派遣の方で一時しのぎされる方法、あとは後に移管する予定の業者から事前作業として来ていただく方法があります。
ただ、他社へ移管されるにしても、自社内にシステムを理解されている方が一人はおられた方が業社の言いなりになることを防いだり、システムの品質向上も期待できます。
システムの規模や貴社の状況によって対応のやり方は変わりますので、必ずしもこのやり方が適合するとは言えませんが、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
悩めるリーダーさん
なかなか難しいところですね。
社内に技術者がいないことと、会社の方針は外注形態で社員を増やさないことなので。
たしかにご提案のような対応をされている関連会社もいます。
悩めるリーダーさん
そうなんですが・・・
2009/07/14 16:39確かに下記部分を感じており、品質などから評価しています。
・ノウハウ・知恵があるので、工数が少なく品質を高くする方法を知っている。
・テクニックがあるので仕事が速い。
しかし、単価が低くかつそのノウハウをもつ業者はいくらでもあるだろという指摘を受けると対応に困ってしまいます。
悩めるリーダーさん (埼玉県/33歳/男性)
悩めるリーダーさん
根拠がみえなくて・・・
2009/07/14 16:42多少IT経験のある上層部がおり、現状をあまり把握しない状態で頭から単価値下げのみ支持してきます。
要は、品質、効率を維持しつつ単価の低い業者はいくらでもあるというのが見解のようです。
こうなると、何かの案件で比較しない限り説明がつかないのでしょうか。
悩めるリーダーさん (埼玉県/33歳/男性)
悩めるリーダーさん
保守との兼ね合い
2009/07/14 16:52当社のシステムで一程度の保守契約を結んでおり、保守要員を確保してもらっています。ただ、保守契約は人数ではなく工数で契約している一方でほぼ専従のような形態です。
そのため、継続的な開発はその保守要員の工数の余力+開発担当者という形で体制を組んでいるため、上流から下流まで担当者がほとんど同じため行程による単価変動が困難であるとのことでした。当社としてもスケジュールや効率の面から当社開発経験者を確保したい部分があるので、その点は仕方ないのかとも思っているのですが仕方ないのでしょうか。
悩めるリーダーさん (埼玉県/33歳/男性)
悩めるリーダーさん
ありがとうございます。
2009/07/15 11:26大変参考になりました。
悩めるリーダーさん (埼玉県/33歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング