対象:システム開発・導入
回答数: 3件
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弊社がまったくシステム素人でシステム会社に500万円ほどでシステムを作ってもらいました。(仕様書無し)このシステム会社の経営状態があまり良くないとの事で、他社へのシステム委託を考えています。
このシステム会社から、仕様書は納品物として入っていないので別途費用がかかると言われました。幾らくらいかかるものでしょうか?
仕様書の費用を安くしたいのですが上手い交渉方法はありますでしょうか?
いろいろ安くはしてもらっているので
今後、この会社にシステムの改良などを依頼する事も考えており、その場合は、その都度システム仕様書も変更してもらったりなどしたほうが良いでしょうか?
imotenpuraさん ( 東京都 / 男性 / 31歳 )
回答:2件

中村 貴彦
ITコンサルタント
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システムの内容によりまちまちですが
タイトルの通り、発注したシステムと発注先の企業規模によりまちまちですが、以下ご参考まで。
システム開発の見積りの積算の根拠は、人日計算です。
SE一人あたりの人件費を1日5万円と考えた場合、その仕様書の作成に2日かかれば10万円、4日かかれば20万円となります。開発を依頼したシステムの内容と仕様書の粒度(細かさのレベル)によりますが、20万円前後で収まればOKなのではないでしょうか。
システムに関してお詳しくない、とのことですので、ひとつの方法論としては計画しているシステム委託(おそらく運用委託のことを指していると思われますが)を検討している会社さんにご協力いただき、どの程度の仕様書が必要かレベル感を確認した上で開発元に仕様書の作成を依頼すれば良いのではないでしょうか。
運用委託する会社も仕様書がないと受託できないので、事情を話せば開発したシステムの概要を組んだ上でご相談に乗ってくれると思います。
システム更改、更新の際には当然システム仕様書の変更もセットの見積りを次回から依頼すればよいでしょう。

井上 敦雄
ITコンサルタント
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システム開発に必要なドキュメントと、作成に関する合意方法
ITコンサルタント、犬旅コンサルタントの井上敦雄(いのうえあつお)と申します。
その後、問題は解決しましたでしょうか。
あなたの希望された形で、システム開発会社と合意が取れましたでしょうか。
システム開発においては、ドキュメントが軽視される傾向にあります。
・企画書
・プロジェクト計画書
・基本設計書
・詳細設計書
・プログラム仕様書
・試験計画書
・試験項目表
・試験結果報告書
・プロジェクト終了報告書
たくさんありますよね。
ずっと以前には、ドキュメントが最重要視されていた時期もあったのですが、
お客様のニーズが多様化し、システムで実現するまでの時間がどんどん短くなり、技術も進歩したため、ドキュメントを作るよりは、システムそのものをどんどん作って、現物を見ながら修正する、というように変わってきています。
ただし、この開発方法には、向き不向きがあります。
大きな企業で使用する、官公庁向け、といった重厚なシステムの場合には、ドキュメントをきちんと作って、仕様の確認をして、合意してから、システムを作る、という手続きが必要です。
しかし、忙しくなってくると、システム開発会社側からの交渉ネタとして、
「プログラム開発を優先して、ドキュメントは後回しにさせてもらえませんか。」
という言葉が出てきます。
一般的に、プロジェクト、というのは納期より遅れてしまいます。
(理由は、また別の機会にまとめますね。)
その時に、最優先なのは、納期通りに動くものを納品すること。
とすれば、内部用のドキュメントは後回しにしてもよいのでは、というロジックです。
もちろん、正論ですが、この時に大切なのは、
「では、後回しにしたドキュメントは、いつまでにどこまでの内容を記述したものを納品してくれるのか。」
をしっかり話し合って、合意することです。
そして、
「当然、今回のプロジェクト費用に含まれていますよね。」
ということを、いいづらくても、はっきりと打合せの場で言って確認することです。
ちゃんとした会社なら、その内容を「議事録」に残してくれますし、もっとちゃんとした会社なら
「変更契約書」にまとめてくれます。
また、次のプロジェクトで新しいシステム開発会社を探す場合には、ぜひ、確認してみてくださいね。
補足
もし、システム開発会社の選定方法、プロジェクトの進め方、ドキュメントの納品、といった内容でお悩みがありましたら、いつでもご連絡ください。
(現在のポイント:-pt)
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