対象:労働問題・仕事の法律
私の勤務する会社で今年四月に賃金改定がありました。
基本給が135,000円から33,000円になってしまったのですが、働く側としてなにか不利益になるようなことはあるのでしょうか。
この給与体系の変更は具体的な説明は一切なく、本社に勤務するものは会社の経営を見据えての賃金改定だということのみの説明でした。本社以外の社員には説明も文書もありません。
なんだかとても不安なのですが。
スイートさん ( 神奈川県 / 女性 / 33歳 )
回答:1件
![本田 和盛](https://d32372aj5dwogw.cloudfront.net/home/profile/front/html/img/professional/s/1324361696.jpg)
本田 和盛
経営コンサルタント
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賃金改定と不利益
凄腕社労士 本田和盛です。
賃金改定は労働条件の変更ですので、不利益変更法理に則した合理的な内容である必要があります。
判断要素は、不利益の程度、変更の必要性、変更の社会的相当性、不利益緩和措置、手続きの妥当性(従業員との対応)を総合考慮したものとなります。
「基本給が135,000円から33,000円となり、働く側としてなにか不利益になるようなことはあるのでしょうか。」との質問ですが、金額を見る限り、不利益以外の何ものでもないような気がしますが・・・?。
なんらかの代替措置(別の手当の創設など)が取られているのであれば、問題はないかもしれませんが、それが無ければ生活できないのではないでしょうか?
従業員に対する説明義務も果たしていないようなので、きちんと説明するように求めてもいいのではないでしょうか?
(現在のポイント:-pt)
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