対象:会社設立
現在、フリーランスで広告制作の仕事をしています。
営業的な点から、今回法人化することになりました。
以前から、前の会社の後輩と飲むたびに、
「一緒に仕事やろう」「いいですねえ」という話をしていたのですが、法人化を機に、2人とも真剣にその可能性を考えています。
こちらとしては、その後輩に会社に入ってもらえれば、外注を減らせるなど、色々とメリットがあります。
また、後輩にとっては、今いる会社は徹夜ばかりなのに給料が安いと不満があるらしいようです。
そこで、先日、話をしたのですが、後輩は、目先の年収ばかりに気を取られているようで、「何ができる」よりも「いくらくれる?」というモードのようでした。
こちらとしては、できるだけ多く払ってやりたいのはもちろんですが、後輩の実際の働き具合次第だと考えています。
法人化といっても、現在、1人なので、後輩が入ったら、2人同じベクトルで、仕事を増やし、プライベートも充実させるというのが、理想だとは考えています。
こうした方向に持っていくには、どうしたらよいでしょうか。
また、後輩を雇うことのメリットデメリットをご教授いただけませんでしょうか。
GIAMOさん ( 東京都 / 男性 / 35歳 )
回答:1件
経営者として
GIAMO様
はじめまして、税理士・CFPの及川と申します。
このたびは、法人化おめでとうございます。
質問の内容を拝読しました。
まずは、法律論からいうと、後輩を雇うことと、他人を雇うこととの違いは全くありません。
私がGIAMO様のような先輩・後輩、または友人同士で会社を運営したお客様の事例をみると、失敗の原因は、ベクトルの違い・双方の甘えから生じてきています。
ビジネスである以上、まずはお互いに甘えが生じてくると、すぐにどちらかが会社を去ることになります。また、経営者と従業員との立場・責任は、全く違うので、双方がお互いの立場を理解できなくなってくると崩壊してきます。
デメリットは、知り合いだけに、お互いに甘えが生じやすい環境というところでしょうか。
会社経営において、一番大事なことは社長が「理念とビジョンを語ること」だと思います。
「俺はこんな理念を持っているから、会社をつくったんだっ!」
「俺は5年後・10年後、こんな会社にしたいんだっ!」
という、言葉を従業員に語ることにより、会社のベクトルは合ってきます。逆に社長の理念・ビジョンに合わない方は、去っていきます。これが大事なことだと思います。ベクトルが合う仲間を何人集められるかで、会社は変わってくると思います。
そこで、会社設立をきっかけに、「理念とビジョン」を作成してみてください。
GIAMO様の「理念とビジョン」を後輩に話して、反応をみてみたら、雇うことにメリットがあるのか、デメリットがあるのか判断つくのでは、ないでしょうか。
質問の答えになっていないかもしれませんが、ご参考にして頂けると幸いです。
また、「理念とビジョン」をどうつくったらいいのか、わからなかったらお手伝いいたします。
GIAMO様の理想が叶うことを応援しております。
法人化、誠におめでとうございます。
回答専門家
- 及川 浩次郎
- (神奈川県 / 税理士)
- 株式会社スリーアローズ 代表取締役
税理士として、FPとして、経営計画と生活設計を複合的にサポート
お客様が目標を達成されたときの満足感、不安を解消されたときの安堵感を、ともにすることが使命。FPとしてのスキルも活かし、税金のみならず「お金」の専門家として、未来に軸足を置いたコンサルティングに注力。事業も個人もトータルにサポートいたします。
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