対象:会社設立
お世話になります。
今現在、Aという会社の会社員です。15名ほどの会社です。
独立をしていく流れを応援してくれる会社で、社長とは10年もの付き合いがあります。
今回、自分がいよいよ独立するとなり、最初は個人事業主からと考えていました。
売上は、日当仕事なのになるので、自分以外の『下』を作っていくまでは自分の
給料をだすのがやっとなので、1000万/年くらいになるまでは個人事業主、そこからは株式会社で、そう考えていました。
しかし、数いる仲間のうち、私が最初の独立者となるので、個人ではなく、見栄えのいいBという会社としてやってほしいとの意向をうけました。
ここは長年やってきた関係が絡むので理解しがたいかもしれませんが、
この先に私の後輩にも示しが付きやすいよう特に深くは考えずOKをだしましたが
条件として
〇出資金として100万をだす
〇株は100%現会社Aの社長もち
〇現会社Aの私の保有していた株はいったん会社Aの社長が買い取る
A会社としてはこの先、ホールディングスとしてこのような流れを作りたい意向です。
信頼関係もある程度ある人物です。ただ私がひとり会社とはいえ社長となり、この先
運営はしていくわけで
家族をそれで養い、ゆくゆく社員も雇えばその社員の人生、またはその社員の家族も
会社経営によって責任がある立場になるわけです。
後々泣きをみるような事態は自分の問題だけではなくなると思います。
正直いあま、独立と同時に株式会社にするメリットが見えない中、後に続く後輩の
先駆けとなるべく株式会社にするということまでは呑み込めますが
持ち株の件など、事前に気を付けて話しておくべきことがあれば教えていただけませんでしょうか。
bifuさん ( 大阪府 / 男性 / 34歳 )
回答:2件
責任と権限のバランスが重要です。
独立されるとのことで、まずはおめでとうございます。
将来のビジョンや目標をしっかりとたて、永続的に事業から利益を生み出していけるよう、頑張っていただきたいと思います。
独立に際して、開業するときの手間や費用、税金面等を勘案しますと、bifu様の仰る通り、比較的売上が低い創業当初は個人事業で開業し、その後、売上が大きくなった段階で法人化するというのが得策といえます。
今回のように、創業時から株式会社として開業する場合は、個人事業主に比べると信用力が高く、資金を集めやすいといったメリットがあります。
しかし、株主であるA会社の社長の意向がある程度反映されますので、事業内容や事業展開が制約され、経営の独自性が失われてしまう可能性があります。
A会社がB会社に対してどこまで権限を有するのかが重要なポイントです。
この点を事前に十分に話し合って決めておくべきでしょう。
また、A会社としてはこの先、ホールディングスとしてこのような流れを作りたい意向とのことですが、持ち株会社の場合、一般的には、経理や給与計算、システムサポートなどの間接業務を持ち株会社が受託し、子会社は生産や販売などの本業に集中させているケースが多いようです。
いずれにせよ、A会社がどのような機能を有し、子会社に対してどの程度権限を有するのかのバランスが、非常に重要といえます。但し、企業風土や事業特性、業界動向などによって、ベストな状態は異なります。A会社の社長がどのような会社にしたいのか、将来のビジョンによって、最適なバランスを決め、企業グループ全体の競争力を高めることが、持ち株会社を創る目的です。
この点をふまえて、じっくり話し合われることをお勧めいたします。
ご成功を心よりお祈りいたします。
回答専門家
- 小松 和弘
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- ホットネット株式会社 代表取締役
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新谷 義雄
行政書士
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会社設立に関して
京都の行政書士・ファイナンシャルプランナーの新谷がお答え致します。
実を取るなら法人化のランニングコスト(法人税や各種手続きなど)を上回るメリット(役員給与の費用形状、対外信用など)が得られるまでは法人化にしなくても良さそうですが、「対外的な信用=メンツ」を重視する事もおかしくはないと思います。
気を付ける点と言えば、
・税や社会保険などの手続きが煩雑になります。
・法人設立にコストかかります。
・会社経営の重要な決定は株主総会や、取締役会で行い議事録を残す必要があります。
質問文を見る限りでは一国一城の主になるのに、A社の介入がどのぐらいあるのか?責任所在は誰にするのか?などの利害関係の調整ですね。
他の回答者様の意見も参考にして下さい。
また法人設立時の定款についてご不安な時にはご相談に乗ります
行政書士しんたに法務事務所
http://www.legal-kyoto.com
(現在のポイント:-pt)
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