対象:人材育成
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ビジネススキル、あるいは部下の育成などについて、社外講師による研修を提案すると、上司から必ず“費用対効果”について説明を求められます。
しかし、これらのテーマの研修が具体的に何年後に売り上げをいくら上昇させるか、ということを根拠立てて説明することはほぼ不可能です。
他社での実施事例を挙げて説明したところで、業種の違い、あるいは社員構成の違いなどを指摘されると、それを論破するだけの交渉材料がないのが実情です。
結果、その手のビジネス本を読んだ社内講師がセミナー実施、となる場合がほとんどです。
社内講師によるセミナーでもそれなりのセミナー内容にすることは出来るのですが、どうしても説明が本の受け売りになってしまい、説得力が弱い。あるいは受講者からの質問に適切に回答できていないのではないか、と不安になります。
社内の上司、決裁者に社外講師実施セミナーの、“費用対効果”を説明する、良い方法はないでしょうか。
rydeen1999さん ( 埼玉県 / 男性 / 46歳 )
回答:7件
まずは、rydeenさんの積極性を行動力で示してみては?
BSNの阿比留と申します。ご質問ありがとうございます。
さて、外部講師による費用対効果については、皆さんご指摘のように、私も出来ない、と考えております。そこで、上司がなぜいつもそれを引き合いに出すかは、外部講師利用の効果を感じていないか、さらにトップ自身が外部講師利用そのものに理解を示さない等、理由は様々です。
私も企業内で教育担当をしていた関係で、rydeenさんのお気持ちがよくわかります。社内付け焼刃講師だけでは、どんどん他社に遅れを取ってしまいかねません。そこでご提案ですが、外部講師利用には、様々な状況で鍛えられた研修会社を発掘することが重要です。そのため時間が許す限りご自身で、これはと思われる研修に参加されることをお薦めします。その上で、上司に企画提案されてはいかがでしょうか?
現在、私も企業のOJT研修やスキルアップ研修と様々な研修を受け持っております。そこで感じることは、教育担当者が事前に社内の状況をきちんと掴んでおられる場合と、お任せの状況では、研修そのものが全く別のものになってしまうことです。教育体系を考え、常にスキルアップとキャリアプランを考えられた教育担当の方とお話させて頂くだけでその会社の社員教育に対する情熱を感じますし、なんとかお役に立ちたいと考えるものです。
教育は、継続です。一度、だめだからと言って、社外講師が悪いでは話になりません。十分な打合せとこうして欲しいという教育コンセプトがあって初めて成立するものです。そのためには、rydeenさんがもっと外に出て様々な研修会社と講師の話を聴く必要があるのではないでしょうか?
単に外部を使ったら、料金が高い低いではなく、どのような効果が期待できるか、ご自身の肌で感じてみてください。それが上司への一番の説得材料になります。
どうぞ、何かご不明な点があれば、ご遠慮なくご質問ください。お待ちしております。
BSN阿比留 http://abs-net.jp
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越智 昌彦
研修講師
-
どこに、照準を付けるかです。
rydeen様、ひらくの越智と申します。
外部講師を決裁者との面談が一番効果的と思います。
ただし、昨今のような情勢下ではそれも困難なことと思います。
私たちも良く言われます、「費用対効果」の件に関しては、、、、
決裁者が「目先に照準を置く」のか「先の人財育成に照準を置く」のかです。
決裁者が「目先」に照準をおいている場合、社内講師が実施する場合が多いようです。
正直、人財育成には時間がかかります。
時間をかけない育成は、まったく費用対効果が出ないのが事実です。
特に、売上げ至上主義の上司は「費用対効果」について説明を求めらるでしょう。
そして、研修後、具体的に何年後に売り上げをいくら上昇させるか、ということを根拠立てて説明することはほぼ不可能だと思います。
社外講師実施セミナーの、「費用対効果」を説明する良い方法はがないのが事実と思います。
可能であれば、決裁者に講師との面談をしてもらうのが一番と思います。
後は、rydeen様の研修にかける熱意です。
感謝
奥村 朋子
経営コンサルタント
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教育の成果設定はどうされていますか?
はじまして。
審査道 無風流 師範こと、有限会社アムシックの奥村です。
費用対効果ですから、「今、教育に費用を掛けると、何が良くなるのか?」「掛けた費用は、どのくらいの期間でペイできるのか?」が、求められている答えではないでしょうか。
rydeen1999さんが、これらの教育を企画する狙いはなんでしょう?
教育を行うことで、どんな成果を上げられると設定していますか?
成果が設定されていれば、それを金額換算することは、可能ではないでしょうか。
多くの組織が、費用算出の基になる、従業員の平均単価を持っていると思います。
効果金額を簡単に算出する方法としては、狙った結果=成果を数値化(例えば、従業員の業務スキルの向上が業務効率に繋がるならば、それにより、今までと同じ仕事ならば、月に何時間短縮可能か等)し、算出された数値に平均単価を掛けるやり方です。
もっと、綿密な算出方法もありますので、必要であれば、直接ご連絡ください。
費用対効果ですから、費用も算出する必要があります。
忘れられがちなのは、社内講師の場合の費用算出です。
カリキュラム作成時間
・資料を作成するための勉強時間
・資料を検討する時間(チームで行う場合はその人数分)
・カリキュラムの構成検討に要した時間(チームで行う場合はその人数分)
・講義時間
・受講生やカリキュラムを評価する時間(チームで行う場合はその人数分)
前述と同様に所要時間と平均単価で算出します。カリキュラム作成時間は、実際に数値化してみると、思いのほか費用がかかっていると思います。
社内講師の場合は、成果達成が社外講師を依頼した場合に比較し、何%くらい減少するのかも、一緒に添えると、より効果的な提案資料になると思います。
このような提案には、メリット、デメリットを含め、数値データの裏付けを示しながら、金額を提示することが不可欠だと考えます。
本田 和盛
経営コンサルタント
-
研修の費用対効果
凄腕社労士 本田和盛です。
人材育成が必要だと認識されているのは、社内講師であっても
きちんと研修をされていることからも分かります。
人がらみの費用対効果の資料は、技術的にはいくらでも
作れますが、絵に描いた餅的なところがあり、現実には
あまり意味はないと思います。
たとえば、予想売上増加金額、スキル向上による労働時間短縮などは、成果指標となりますが、あくまでも短期間での成果指標となり、長期の人材育成の指標とはなり得ません。
短期の成果指標で良いとしても、その成果数値が研修効果によるものであるのか、他の要因の影響を受けているのかどうかの識別が困難です。
社内講師か社外講師かですが、社内講師で問題が無いなら社内講師で十分です。社内講師では対応できない特殊な研修(たとえば昇進昇格テストとしてのヒューマンアセスメント研修等)であれば、専門講師に依頼するしかありません。
社内講師では説得力がない、質問に答えられないというのは、経験不足だからです。経験を積めば社内講師でも対応できる研修ならば、社外講師に1回だけお願いして、そのノウハウを吸収することで研修を内製化することもできます。
研修の費用対効果というはっきりしない数値を、鉛筆をなめなめ作るよりも、研修を内製化するためのコストとして計上された方がいいです。
社外講師費用30万円を、今後5年間の社内研修のノウハウ吸収として支出するとすると、1年当たり6万円となります。毎年社外講師に依頼していると、30万円かかるが、それが6万円で済むことになり、毎年24万円のキャッシュフローが節約できます。
上記で予算を取って実施してみて、実施後アンケートをとって、やはり社外講師に依頼した方が良いという結論が出れば、次年度も社外講師を使えば宜しいと思います。
社外講師の方が良いと会社や上司が判断すれば、厳密な費用対効果の数値は不要になります。
有滝 功
研修講師
1
事前に講師にプレゼンさせるのがよいかと・・・
rydeen1999さん、はじめまして。
有滝と申します。
この件は、人事やHRD部署のご担当者の永遠の悩みだと思います。
世の中には、定量的に根拠だてて数字で示すことができる内容とそれが難しい内容があります。
永遠のテーマである「人事評価」もそうでしょう。
今回の件も悩ましいテーマです。
皆さんがコメントされているように私も表面的なツジツマを合わせて数字を作っての説得をしても上司に突っ込まれるだけだと思われます。
意思決定なさる上司の考え方(によっては説得が難しいこともある)にもよるのでしょうが、
1.専門領域の研修内容に関しては、専門家が裏打ちされたことがらを
2.ほぼ全ての参加者に理解できるように分かりやすく伝える技術を持って
3.研修内容が研修後に定着できる可能性が大きい
ということを
研修機関の担当講師を呼び、事前に講師にプレゼンさせるのがよいかと思います。
ある意味(ヘ)理屈を述べられる上司でも
事前プレゼンを聞くということは了解していただけるのではないでしょうか。
多くの場合、このような事前のプレゼンに関しては、研修機関も料金を取らないことが一般的です。
そこでそ上司の方を説得できないのであれば、その外部講師も本番の研修ではあまり役に立たないのかもしれません。
rydeen1999さん、一度、外部講師を呼んでプレゼンさせてみてください。
よりよい教育効果がでることを祈念いたします。
最上 雄太
ビジネススキル講師
-
一度相談いただくのがベストだと思います。
研修講師の最上雄太です。
社内の上司、決裁者に社外講師実施セミナーの、“費用対効果”を説明する、良い方法は?というご質問にお応えします。
今後の検討の参考になれば幸いです。
社外講師に依頼するために“費用対効果”を説明するためにも
社内講師で実施することの不安を解消するためにも
一度研修のプロにご相談いただくのがベストだと思います。
現在の状況を拝察いたしますと
企業内人材教育をどのように経営にむすびつけていくか?
というレベルの課題をお持ちのようです。
この課題は、もしかしたらどんなに優秀な研修コンテンツを提案しても
「そもそも」の話になってしまい、前進しない可能性があります。
優秀な講師、コンサルタントは
このような課題レベルから、解消していく術を持っています。
また、貴社の実情に合わせた課題解決を導く、アドバイスや提案ができます。
お話をうかがう中で
“費用対効果”という問題を解決するために
お試し的に導入を進めていくというやり方もありますし、そのような例も私自身にもあります。
いずれ、プロに一度ご相談いただくのがベストだと思います。
そのような相談に対して、どのように応えるのか?
そこに講師やコンサルタントの個性が出ます。
相談いただく中で、「この講師であれば強く勧められる!」と確信を持てるようになるかもしれません。
ご検討の何らかのヒントになれば幸いです。
''その人に必要なマインドを引き出し、「ぶれない軸」を作ります''
株式会社イデアス 取締役CEO/研修講師 最上雄太
竹内 慎也
営業コンサルタント
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社外講師セミナー実施の説得
こんにちは^^
大阪の営業コンサルタント:竹内慎也です。
おっしゃる通り、
内省化した研修の場合、あと1歩何かが足りないという事も
あると思います。
社外講師セミナーの説得方法についてですが、
費用対効果としては、何を定量化してやるか?という事に
なります。
売上を上げるためのビジネススキルアップ、というのは
論理が飛躍していますので、データは取れないと思います。
取れるとしても
営業マンのテレアポ研修⇒アポ率の向上
ビジネススキルの場合ですと、
スキルチェックを行ってみる。
部下育成の場合ですと、離職率などでみる、となります。
ご参考にして下さい^^
(現在のポイント:-pt)
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