対象:ペットの医療・健康
室内飼いの1歳過ぎの雄・去勢済(10ヶ月時)白血病・エイズ共に陰性です。
一昨日夜から殆ど眠りっぱなしで、翌朝のご飯時も丸まったまま起きてきませんでした。まったく食べないわけではありません。
その後も眠り続け、たまに起きても目を眩しそうに細目にしかせず、すぐまた寝てしまいます。
その日から頻繁に足で右耳を激しく掻き、頭を振っています。元気のなかった夜は両耳が横に寝ていました。耳の中は見られる範囲では綺麗です。
今日は三日目なのですが、ご飯は食べますがまだ症状が続いています。耳が寝るのは主に右、元気も横ばい状態で以前のようなやんちゃぶりには程遠いです。
今日は多少歩く姿が見られるようになり気づいたのですが、時々よく掻く側(右耳)に頭が傾けて歩く姿が見られました。
無関係かもしれませんが、数日前から左目から涙がこぼれます。特にご飯後、大粒の涙がこぼれている事が多いです。
これも数日前からなのですが、ヒゲの付け根に5ミリ四方位の脱毛が見られます。
また、因果関係は分かりませんが、念のため記載します。
4月中旬と5月下旬にノミダニの駆除薬として、レボリューションを投与しました。
ヒゲ横の脱毛は今回で2度目ですが、1度目は4月にレボリューションをしてしばらく経って見つけました。1度目の激しい耳掻きもちょうどこの頃でした。
様子を見、耳をかくのも回数が減ったので、と5月のレボリューションを投与しましたら、今回は似ていますが以前よりひどい症状が出ました。
補足
2009/06/06 21:06追記失礼します。
1度目のレボリューション投与直後に一昼夜脱走しています。その後突然とても食べる様になり、催促する場面も見受けられる様になりました。
元々野良猫で、8ヶ月位の時に拾ったのですが、野良生活の時からあまり食に執着がないのか、ガツガツ食べるタイプの子ではなく、どちらかと言うと飼い始めてからは食が細い事を悩んだ位です。
この脱走があったので、1度目の脱毛・耳掻きの時、獣医さんの見立てでは、耳の中も綺麗なので、外で何らかのアレルギー物質に触れたかしたのではないか?との事。
かきすぎて傷になる程の酷さではなかったので、薬は使わず様子を見る事となりました。
これらの症状で、どんな病気の可能性が大きいのか、ぜひ教えてくださいませ。宜しくお願いいたします。
桃。さん ( 大阪府 / 女性 / 31歳 )
回答:2件
猫が頭を強くふり、耳を激しくかきます
ちょっと、分かりませんが、少なくとも早急に、外耳道の水平耳道から鼓膜までの詳しい検査、鼓室のX検査等が必要ですね。
補足
私がこれまでの経験上、あまりないケースだと思いますので、検査でいろいろ分かったら、教えてくださいね。 お願いします。
評価・お礼
桃。さん
井上先生、ありがとうございます。明日かかりつけのお医者さんへ連れて行く事にします。
あれから数日経過、まだ寝ている時間は以前より長いですが、それでも起き上がって歩く姿が見られるようになり、主に右ですが、耳を掻いたり頭をふる姿も少しずつですが減っています。
食欲は催促とまでは行きませんが、決まった時間に与えた分はほぼ食べきってくれます。
本当は今朝病院へ行こうと思っていたのですが、猫が怯えて隠れてしまったため、行かれませんでした。先生のご意見を参考にさせていただき、明日お医者様に連れて行きます。ありがとうございました
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RE:猫が頭を強くふり、耳を激しくかきます
耳をかく、頭を振る、頭が片方に傾くなどの症状から外耳炎や中耳炎、内耳炎などによる耳の疾患や前庭障害などが考えられます。前庭疾患には末梢性と中枢性とあり、前庭器官の病変の位置によって分けられます。前庭に異常を引き起こす原因は外耳炎、中耳炎、内耳炎、脳腫瘍、甲状腺機能低下症、血管障害、外傷などが疑われます。さらに前庭疾患で原因のはっきりしないものは特発性症候群に分類されます。見える範囲で耳はきれいなようですが、実際に肉眼では見えない鼓膜より奥での炎症が存在する可能性もあります。これらの鑑別のためにも、耳鏡検査、レントゲン検査、神経症状をみるための神経学的検査、ウイルス検査など行なうことをおすすめします。
涙が出る原因としては、涙の排出経路の閉塞もしくは眼への刺激や痛みによることが挙げられます。原因として気管支炎(ウイルス性・細菌性・真菌性)・角膜炎・結膜炎・眼瞼内反症・流涙症などが考えられます。目ヤニが出ていたり、目が赤く腫れているようでしたら、なるべく早めに治療を行ったほうがよいと思われます。
脱毛は掻痒、精神的要因あるいは外傷による物理的擦過によって生じます。今回の脱毛がどのような状況なのかは拝見していないのでわかりませんが、今後脱毛部位が広がっていったり、炎症がおこるようでしたら、外部寄生虫、細菌・真菌感染症の有無の検査を行なうことをおすすめします。
レボリューションとは、特にノミに対する高い駆除効果をもつマクロライド系駆虫薬で、主成分はセラメクチンです。副作用として猫では投与後、投与部位に一過性の脱毛が現れることがあります。また、経口的に摂取した場合、嘔吐あるいは流涎が見られることが報告されています。今回本剤を滴下したことにより症状が悪化したようですが、因果関係に関してはわかりかねます。特に室内のみの飼育であるようでしたら、一時投薬を中止して様子を見てもよいかと思います。
桃。さん
病院に行ってきました。
2009/06/09 19:07病院に行き頭部レントゲンをとった所、右耳奥に白い影がありました。
それが水平耳道か鼓膜の奥なのかは、レントゲンでは分からないとの事です。
いずれにせよ、頭部を強くぶつける、耳の中に何らかの異物が入るなどして、耳の奥に炎症がおきている可能性が高いとの診断でした。
まったく食べられないとか、寝たきりになってしまったわけではないので、全身麻酔をかけてのCT撮影などは、今回は見送りました。
抗生剤(アンピシリンナトリウム)と抗炎症剤(塩化リゾチーム)を10日間服用し、その後に再びレントゲン撮影し、白い影が小さくなっているかどうか確かめる事になりました。
桃。さん (大阪府/31歳/女性)
桃。さん
苅谷先生、ありがとうございます
2009/06/25 19:23耳の症状については、鼓膜の内か外かは不明ですが、鼓膜付近に炎症あり、とX線画像により診断されました。
その時お医者様が脳腫瘍・前庭障害を疑って、眼振・バランス(?前足を持ってユラユラしたり、平衡感覚等を判断していた感じでした)等をチェックして頂きましたが、いずれも正常範囲でそちらの可能性は低いとの事でした。
先生がこちらで挙げて下さいました検査が、全て成されたわけではないですが、今の所抗生剤と抗炎症剤の投与で症状は落ち着いています。
またレボリューションとの因果関係は分からないままです。ただ脱毛はよく見られる副作用の様なので、これに関してはそうではないかと思っています。突然ゴソっと抜けて、特に広がりもせず、いつの間にか治っている感じです。
室内飼いですので、しばらく投与を停止して様子を見ようと思っております。
桃。さん (大阪府/31歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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