対象:住宅設計・構造
自宅新築にあたり、ようやくあとは建てるだけのところまで来ました。造成の仕方については、建てるのに良い状態になるように建築会社と不動産業者を信頼してお任せしていたのですが、できあがったものを見て建築会社が「言った内容と全然違う」と驚き、不動産は「そんなこと聞いていない」の一点張りで、本当に困っています。見積書や仕上がりを見た際、私たちは建築会社の言った内容がこういう形なのだと思っていたので、疑問も抱かずにきてしまったことも悪かったのかもしれません。新居では芝生をはり、野菜や花を育てるのが楽しみだったのですが、表層に砕石を盛られています。浄化槽や基礎工事で大量に出る土を表面に最後にならすので盛り土は不要というのは私達も建築会社も不動産業者も一致していたはずですが、コンクリ壁いっぱいにまで砕石が入っているので、それをするとこぼれてしまいます。
そもそも宅地造成で砕石で仕上げるというのがおかしいように思うのですが、どうなのでしょうか。
接道の問題も両者に任せていたのに、決済も造成も済んだ後に市道使用許可の申請しないと建築許可がおりない事態となり余計に費用や時間がかかっています。自分に非は無いと言い張る両者にはさまれ本当に悲しく、困っています。
ゆめのおうちさん ( 愛知県 / 女性 / 30歳 )
回答:2件
お互いの信頼が崩れたとき
私はお互いの信頼に基づいた契約をこのサイトのコラムでも勧めております。
しかし、お客様と各業者が性善説であることが前提になります。
何か宗教みたいですいません。
今回の不動産業者のようにトラブルが起きた時、プロとして悪くないの一点張りでは通りません。
業者も私も含め、お客様にとって100点を取れる人はいませんが誠意がないのは問題です。
各機関をたらいまわしになる可能性大ですが、法テラス、紛争センター、消費者センターに問い合わせて理論武装してみると良いと思います。
家を建つことを前提に土地を買うのに許可が下りない土地を事前に説明責任を果たさずに売るのは大問題かと思います。この件に関しては貴女に非はない可能性大と思います。貴女には専門知識がないのですから。その点に関しての詳細は私もしっかり勉強しないと明言できません。
取り急ぎ、お近くの不動産協会に相談するのがベストだと思います。
納得いかないのであれば強くなってください。
一国一城の主になるという事は時に孤高の戦士になることでもあります。
御客様の一方的に不利な契約は白紙に戻せる場合もあります。
余談ですが
後悔したお客様を現場で嫌というほど見てきました。
お客様は私のプレゼンに夢がないと離れていきます。
それは後悔したお客様を見たくないからです。
現実を押さえてこその夢です。
ゆめのおうちさま家族にとって良い答えがでますように
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具体的な対応について
文面を拝見しましたが、板挟みは大変ですね。心中お察しします。
私たちも、専門家としてそうならないように普段から気をつけないと、と気を引き締める思いです。
具体的な対応についてです。
文面からすると、造成の最後に表層に砂利を撒いているというふうに受け取れたのですが、これが5cmや10cmの厚さの砂利敷きの駐車場みたいな状態になっているようでしたら、まずその砂利を撤去させることは可能だと思います。
そう出来れば、芝を植えたり、家庭菜園も出来ると思いますよ。
※もし、状況が違うようでしたら詳しく教えていただけるとお答え出来ると思います。
それと、気になるのは接道に関わる市道使用許可と建築許可の話です。
この辺りは、とても根本的なところですので、建築会社にどうしてそのようないきさつになったか?を文面で出してもらうことをお奨めします。
建築会社が今回設計を請け負っているのでしょうから、責任の所在をはっきりさせることは必要でしょう。その対応の仕方によっては、ご家族で「本当にこのまま家造りを進めるかどうか?」を話し合われたほうが良いかもしれません。
そしてもし、今回の話を全て破棄されたい場合は、土地の契約書の仕様と今回の仕様の土地との違い等を理由に話を進めることも可能でしょう。この辺りは、先に書かれている専門家の方の言われている相談窓口になどにいかれると良いでしょう。
感情の部分のケアをぜひ家族でされながら、冷静な対処法を行って、いい流れになることをお祈りしています。
八納啓造
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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