対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
回答:2件
「いつごろ、何に使う予定なのか」が重要
まとまったお金の運用では、そのお金の全部または一部を使う予定があるのかないのか、あるとすれば何年後くらいなのか、ということが商品選択を行う場合の最重要条件となります。
「ゆきにゃん」さんの場合、数年後に2000万円を使う予定があるということであれば、その分を5年ものの個人向け国債(固定金利型)にしておくというのはよい選択と思いますが、特に使う予定はないという状況ならば、とりあえず同じ個人向け国債でも、金利の上昇局面に対応しやすい10年ものの変動金利型を選択しておいた方がよいでしょう。また逆にもっと早い時期に使う予定があるということならば、MRFやMMFなどの公社債投信や定期預金の方がよいと思います。
ただし、もしも私がFPとして「ゆきにゃん」さんのご相談を直接お受けしたのなら、ライフプランをよく確認した上で、長期間運用可能なお金については分散投資によるポートフォリオ運用(目標収益率、年3〜5%程度)をお薦めするでしょう。大切なお金なので、リスクを負いたくないという気持ちもよくわかりますが、全くリスクのない金融商品というものは存在しません。手に入れる機会が少ないまとまったお金だからこそ、将来のインフレリスクなども考えて、しっかり運用するべきだと思うからです。
リスクを避け続けるのではなく、リスクをコントロールする方法、リスクと上手に付き合う方法をアドバイスするのがFPなのです。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
山中 伸枝
ファイナンシャルプランナー
-
選択肢は色々。
ゆきにゃんさん、お父様が亡くなったばかりで、とてもおつらい時だとお察しいたします。銀行から早速様々な提案がされ戸惑っていらっしゃるのでしょうね。
まず個人向け国債(5年固定)は2年経過後はいつでも買った値段で換金してもらえるし(ペナルティはありますが)金利も銀行の定期預金に比べると魅力的です。一つの銀行に多くのお金を預けておくより、ペイオフ対策としての債権運用も選択肢としてはいいと思います。
でも必ずしも個人向け国債が最善の選択肢とも限りません。
例えば、住宅ローンは残っていませんか?お子さんの教育資金は、準備できてますか?老後の暮らしはイメージされていますか?
お金の運用で大切なのは、金融商品選びより、むしろライフプランです。落ち着いたら、信頼できるファイナンシャルプランナーにご相談されてみてはいかがですか?リスクの怖さを克服し、将来に安心が訪れる運用方法がきっと見つかると思います。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A