対象:住宅設計・構造
回答:2件
野平 史彦
建築家
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ご参考まで
おじゃる様
パワーボードの透湿抵抗値が分かれば、壁内結露の危険性の判断は簡単な計算ですぐに出るのですが、手元にパワーボードのデータがないので何とも言えません。
ALC板ですからある程度透湿性はあると思われますし、防水塗料も同じ旭化成がALC板用に透湿性に配慮したものを開発しているのだと思われます。
断熱仕様をみてもあまり断熱の効いた暖かい家ではなさそうですので、冬場、内外の温度差があまり大きくなければ、それだけ内部結露に対しては安全側に働くとも言えます。
しかし、通気層を設けた方が内部結露に対しては圧倒的に有利であることは明らかで、木造住宅の耐久性を左右します。
パワーボードで通気工法が行なわれないのは、通常のサイディングなどでは通気胴縁を通常のモジュール(関東では@455)で取り付けていけるのに対して、ALCの場合は、その割り付けを元に割り出していかなければならないという煩雑さがあること、また、サイディングよりも幅広の胴縁が必要で、水切り等もパワーボードの厚みで通気工法に対応したものがないため、通気工法が行なわれないのではないかと思います。
ですから、パワーボードでも通気工法はできる筈なのですが、大工さんがやりたがらないですし、その為に金額もUPするのだと思います。どこまで削れるか、ということが使命の建売住宅ではまずやらないでしょう。
ご参考まで
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船橋建築塾で学ぶこれからの家づくり
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宮原 謙治
工務店
6
外壁の納まり図面請求されたら良いのでは!
大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
私の会社(霧島住宅)でも、パワーボードを使う設計の家もあります。
ところで、旭化成ではパワーボードの施工は、直張り工法でも、通気工法でも基本構法としていますので問題はないと思います。
住宅メーカーに、納まり図面を請求されたら納得できるかも知れませんね。
どうしても気になるのであれば旭化成に確認されたら良いのではないでしょうか?
霧島住宅では、パワーボードを使う場合でも、断熱材は使わず厚さ30ミリの杉の板を柱と柱の間にはめ込ん自然通気工法です。
ハワーボード自身の断熱効果も十分利用できますので、新鮮な床下の空気を室内に取り入れるようにするためです。
おじゃるさん
ありがとう御座います。
2009/04/29 18:19 個人的に過去3年、基礎断熱、基礎暖房、外張り断熱、W断熱等色々と勉強してきたのですが、行き着いたのが普通の建売住宅でした。(価格から) しかし30年後にはボロボロで立替必要というのは悲しすぎるので、最低限壁内結露が起きないのを確認しておきたいと考えておりました。建売を購入するにしてももう少し確認してからにしようと思います。
ご意見ありがとう御座いました。
おじゃるさん (滋賀県/35歳/男性)
おじゃるさん
ありがとう御座います
2009/04/30 09:25旭化成への問い合わせの件、早速やってみようと思います。
ところで貴社HPを見させて頂いたのですが、断熱材を使わずに冬でも暖かい自然通気工法というのはどんなものなんでしょうか?簡単な原理をご教示頂けましたら幸いです。
おじゃるさん (滋賀県/35歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
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