対象:家計・ライフプラン
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この度離婚し、母子家庭で再出発する事となりました。
現在実家でお世話になっており、4月から1歳になる長男を保育園に預け、職場復帰する予定です。ほぼ貯金0円からのスタートで、お金が貯まったら実家を出て、部屋を借りて、子供と暮らして行きたいと考えています。実家近くでの住居を考えているため、家賃相場が10万前後となってしまうのですが…。
まず、実家を出ても良いと思われる、貯蓄金額は、どの程度でしょうか?(引越費用などは除く)
また、独立後の収入と支出の家計の割合などは、どのように組み立てればよいのでしょうか?
今後の子供の教育費等の貯蓄もしていきたいと思っております。
私(看護師33歳)、長男(1歳)。復職後の手取り約23万円程度。賞与6ヶ月程度です。
保育料が2万円程度かかります。
モコモコさん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
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家計の割合計画
モコモコ様
静岡市のファイナンシャルプランナーの渡邉と申します。
新しい生活のスタート、ご苦労も多いとお察し申し上げます。
現在、ある市の子育て支援課の依頼でシングルマザーのライフプランの作成をしております。
皆さん、お子様の教育費と住宅費用のバランスで大変ご苦労されております。
シンプルに考えますと
現在の手取り額23万円-想定家賃10万円-保育料2万円=11万円の中で生活が回れば
ボーナス6か月分は貯金可能額となります。
お子様の将来の教育プランによって、教育費は大きく異なります。
また、市区町村によりまして、個別の支援策がありますので、
(例えば、引越し代や通勤に使う自動車の購入費用の一部を無利子での貸付)
利用可能かどうか、検討することも必要です。
いくら、あればどうなるというよりも、より詳しいライフプランに基づいた
キャシュフロー表を作りますと、将来の費用が把握することになり、その上で
実現可能なプランを作っていきますので、ご希望があればお問い合わせ下さい。
回答専門家
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記事制作に関するご相談
家計管理の件
モコモコさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『実家をでても良いと思われる、貯蓄額はどの程度でしょうか?』につきまして、半年から一年程度は生活していけるだけの預貯金を確保しておくようにしてください。
尚、具体的にいくらという具体的な金額はモコモコさんがこれだけ預貯金を確保しておけば安心できる金額となりますので、ご自身で幾らあれば安心して実家でられるのかご検討ください。
『独立後の収入と支出の家計の割合などは、どのように組み立てればよいのでしょうか?』につきまして、まだ独立する前から仮定でアドバイスを行ってもあまり意味がありません。
ただし、手取り月収金額の15%を目標に毎月しっかりと積み立てを行うようにしていってください。
これから必要となるお子様の教育資金など、この機会にいつ頃から幾らかかるのかなど、ライフイベント表を作成して、整理するようにしてください。
できればお子様とふたりででかける旅行なども加えていただければ、楽しいライフイベント表が作成できると考えます。
ライフイベント表を作成することで、いつまでに幾ら貯めるという、具体的な目標を設定することになりますので、貯蓄をする目的がより明確にできると考えます。
尚、住居費用が10万円という金額は少々高すぎると考えます。
手取り月収金額23万円に占める支払い家賃の割合は43%以上になってしまいますので、この水準では家計を維持することは難しくなりますし、貯蓄にまで資金がまわらないと思われます。
家計を維持していくための適切な住居費用の水準としては、28%以内で収まる支払い家賃の水準でお考えください。
母子家庭の場合、都営住宅などでは入居に当たって優遇されますので、ご検討していただくことをおすすめいたします。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
回答専門家
- 渡辺 行雄
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社リアルビジョン 代表
ご相談をされたお客様が安心して生活できるマネープランをご提供
マイホームの購入資金対策、お子様の教育資金対策、ご夫婦で安心して老後を過ごすための老後資金対策など、人生には幾つものライフイベントというお金に関するハードルがあります。そんなハードルをクリアしていただくためのマネープランをご提供します。
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借り換えを検討している方限定!住宅ローンの選び方(提案書付)
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家計管理のポイントを分かり易く解説しますので、今日からカンタンに家計管理ができるようになります。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
ご実家を離れる際の目標収支ラインと家計の比率の目処
モコモコ 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
家計は個々の家庭で様々ですので、これが標準というものがありません。私が考える家計の目標の目処をお知らせします。
家計はとてもシンプルな構造です。
1.収入 - 2.支出 + 3.( 資産×運用利率) = 4.貯蓄(年間の増・減)
で表されます。
この式に当て嵌めて家計をお考えください。収入を増やすには、支出をどのように配分するのか、毎年の貯蓄目標はなどです。貯蓄目標は収入の10%〜20%をお勧めしています。
当初は生活準備金として、生活費×6ヶ月+今後1年間に計画している大口の支出を普通・定期預金として確保されるようお勧めします。何か緊急の支出があったときは取り崩して使用するための資金です。
家計管理表フォーム
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/30901
住居費は収入の20%未満をお勧めします。上限として25%未満になります。これ以上の支出は家計に余裕が無くなり、節約一辺倒の家計が予想されます。ご予定されている10万円の家賃はご負担が大きいものと推察いたします。
ご実家を離れる目処は、貯蓄額よりも家計収支が重要です。
生活準備金が蓄えられた後の家計で、貯蓄金額が収入の10%+家賃相当額を超えることが目処になります。ご実家にいる間、この式に相当する貯蓄金額にチャレンジください。記載された収入と家賃で試算しますと貯蓄目標は年間160万円以上になります。
お子様の教育費は、進まれるコースで費用が大きく異なります。全国平均の学習費を参考に、支出をお測りください。なお、グラフは年代別の教育費の負担になります。
子供の教育費
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/30894
補足
なお、新しい家庭のスタートにあたり、ライフプラン作成をお勧めします。
将来の夢や希望をご家族のイベント例えば、進学や住宅への転居、レジャーや趣味を費用とともに記載するイベント表と、収入・支出そして貯蓄額の年度推移を記入するキャッシュフロー表です。
これらの表を作成しますと、家計の全体像と将来像が把握でき、夢や希望を実現するための、貯蓄目標も明確になります。サンプルを下記に記載しています、ご一読ください
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/list/series/7802/
栗本 大介
ファイナンシャルプランナー
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現状を把握し、ライフプランを立てましょう
モコモコさん、はじめまして。
FPの栗本と申します。
家計の割合に、正解はありませんが、
まずは実家に居られる間に、ご自身の家計の収支をしっかりと記録し、コントロールできる習慣を作ってしまうことが大切です。
家賃や保育料など、家を出られた場合に必要となる金額が予測できるものは先に差し引くようにしておくと、実家にいる間はそのお金が貯金できることになりますよね。
その上で、残りのお金でどのように生活をされていくのかをイメージし、食費や光熱費、通信費、雑費などを差し引いた毎月の収支が赤字とならないようにされることが必要ではないでしょうか。
モコモコさんもお考えのように、今後のお子さんの成長に伴って必要となる教育費などについては、大雑把でもいいので、まずは15年程度のライフプラン表を作ってみて、今の収入が続いた場合に、家計の状況や貯金額がどうなっていくのかを把握しておくことも重要です。
その上で、毎月必要となる積立額を考え、自動引き落としを利用されるなど、継続できる仕組みを作ってしまうことが大事です。
※ライフプランの具体的な作り方は、下記のページを参考にしてみてください。
http://fpoasis.jp/modules/smartinvest/item.php?itemid=6
また「実家を出てもよいと思われる貯金額」ですが、毎月の収支が赤字になっていないことを前提として、「半年〜1年分の生活費」が目安となるのではないでしょうか。仮に生活費が月20万円であれば120万円〜240万円となります。
この度の新たな生活のスタートに、色々と不安な面があるとは思いますが、不安要素の多くは、「将来がどうなるかわからない」ことなので、まずはご自身のライフプラン作りから始めてみましょう。
(現在のポイント:-pt)
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