住居購入から住宅ローン選びについて

はじめまして、ファイナンシャル・プランナーの渡辺と申します。

不動産は一物一価ともいわれるとおり、同じモノは２つとありません。
きっと、りえみさんもご検討されている物件を気に入っているものと思います。

ただし、私もＦＰ吉野さんからのご指摘のとおり、無理な住宅ローンの組み方はおすすめできません。

住宅ローンを組むときのポイントは、『いくらまでならば借りられるかではなく、毎月いくらまでならば無理なく返済していけるか』となります。

以前、住宅ローンのご相談をいただいた方の中に無理な住宅ローンを組んだがために、後々返済に苦労している方を知っています。

住宅ローンは人生最大の借金とも言えますので、くれぐれも慎重にしていただくことをおすすめいたします。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。

りみえ様、初めましてファイナンシャルプランナーの吉野充巨です。ご質問有難うございました。
まず、安全で金利が安い住宅ローンというご希望に沿うものとして、「フラット35」をお勧めします。フラット35は、民間金融機関と住宅金融公庫(本年4月1日より、住宅金融支援機構に改組されます)の提携で「長期固定金利」の住宅ローンです。借入期間は最長35年です。
融資金利は金融機関によって異なりますので、下記ホームページで兵庫県をクリックし融資金融機関の金利や付帯条件をご確認下さい。(金利は2.791%〜3.49%が掲載されています)。なお注意点として、金利だけでなく金融機関の手数料(融資額×何%)も確認ください。各種のシュミレーションも出来ますので、ご主人と色々なケースをご検討下さい。
今回の借入はご主人が転職したばかりなので厳しい状況ですが、諦めずに複数の金融機関をお訪ねください。

http://www.flat35.com/guide/index.html

一方、ライフプラン上の懸念点を申し上げます。
りえみ様の場合、頭金も親元からお借りになるので、全てを借入金で購入されるケースで、負担率が30%を超えてしまいます。無理をせずに返済する場合の負担率は25%以下に抑えるのが良いとされています。また、購入予定の住宅の価額の2680万円とは別に、購入に際し、印紙代、金融機関事務手数料、登記費用、保証料、団体信用生命保険料などで100万円近くの金額を必要とします。これらも踏まえ、住宅購入をご検討下さい。
FPとしての私見ですが、自己資金を500万円程度貯蓄されてから購入を検討されることも一つの選択枝としてお勧めします。