対象:住宅設計・構造
現在一戸建てを建築しています。
カウンターキッチンの後の通常食器棚を置く場所に天井までの収納を作って欲しいと契約前から交渉していました。
結局返事がないまま着工し始めて、先日初めて2階のキッチンに上ってみると収納用の柱が既につけられてました。具体的に寸法の打ち合わせも最終確認も何もないままだったので採寸してみると私達が考えていたサイズから10cmずれていました。
不動産屋の担当者に確認すると収納棚の柱は構造計算上外せないのでもうずらせませんと言われました。
収納を作るのに費用がプラスになるなら個人的に後からつけるのでいいですと何度も伝えていたのに勝手に構造上の柱にされ,考えていた収納は小さくなる上に将来リフォームする時にも邪魔な柱が出来てしまって困っています。
不動産屋に対して何か対策はないのでしょうか?
このまま泣き寝入りするほかないのしょうか?
kokohanaさん ( 大阪府 / 女性 / 30歳 )
回答:4件
戸建の建築
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、工事前に「この図面で施工する」等の設計図はもらわれているのでしょうか?
そうしたものがないと、ご自身もどんなものができるか不安かと思います。
もしないようでした、一時工事を中断して今までの打合せが施工に反映しているか確認する必要があります。
業者まかせにせず、ご自身でも確認することも重要ですから対処されて下さい。
あまりに内容が異なれば、契約の解除や損害賠償も視野にいれて交渉にあたるべきかと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
詳しい説明が必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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回答専門家

- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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本田 明
工務店
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粘り強くかつ友好的に交渉することが最上かと・・・
現場がどのような状況かはわからないのですが
とりあえず、粘り強くかつ友好的に交渉するしかありません。
そして、どうしてもガマンできないようであれば、
「このまま工事を進めてもらっても、お金を払うことは出来ません。」と宣言し
再度、打合せを重ね、妥協点を探るしかないと思います。
構造上必要な柱というのが本当なら(そこもちゃんと確認しなければいけません)
お客様の全くの思い通りの姿は困難かもしれませんが、
色々と手段はあるようなきがします。
クレーム対応については、以下のページをご参考になされてはいかがでしょうか。
Q&A-トイレのドアの幅
http://profile.allabout.co.jp/ask/qa_detail.php/23278

横山 彰人
建築家
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食い違いに対しての処置
木造工事で絶対に取れない柱だとすれば、工事の初めの段階で分っていたはずです。
そのような工事をする工務店であれば次々これから問題が起ってくるように思います。
一度話し合いの場を、会社の上の方も交えてされたらどうでしょうか。
その場合にも建築を知っている人に立ち会ってもらうことも必要でしょう。
横山彰人

野平 史彦
建築家
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冷静に友好的に迫ろう!
「餅は餅屋」という言葉があります。不動産屋というのは、不動産売買やその仲介業が生業かと思います。例えば、「建築条件付き」というのは、大抵、自分の力では食えない設計士や工務店が高いリベートを払って不動産屋に仕事を斡旋してもらうシステムで、例え不動産屋自身の名前で設計・施工を行なうという場合でも、中身はさして変わらないかと思います。即ち、設計者も施工者も不動産屋の方を向いていてお客さんの方を向いていない。
契約前から交渉していたことが、契約図書(設計図面)に載っていなければ契約すべきではなかったかと思いますが、今となっては、本田さんが言う様に、粘り強くかつ友好的に交渉するしかありません。
「友好的に」と言うのは、家は建って、住み始めてから、何か不都合があったり、メンテナンスの時など、その後もその不動産屋と付き合ってゆかなければならないからです。
不信感ばかりが膨らんで来ているのだろうと思いますが、そこは冷静に「プロとして信頼してお願いしているのだから、」と相手のモノづくりとしてのプライドをくすぐってみて下さい。きっと善処してくれる筈です。
(現在のポイント:-pt)
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