対象:住宅設計・構造
野平 史彦
建築家
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冷静に友好的に迫ろう!
「餅は餅屋」という言葉があります。不動産屋というのは、不動産売買やその仲介業が生業かと思います。例えば、「建築条件付き」というのは、大抵、自分の力では食えない設計士や工務店が高いリベートを払って不動産屋に仕事を斡旋してもらうシステムで、例え不動産屋自身の名前で設計・施工を行なうという場合でも、中身はさして変わらないかと思います。即ち、設計者も施工者も不動産屋の方を向いていてお客さんの方を向いていない。
契約前から交渉していたことが、契約図書(設計図面)に載っていなければ契約すべきではなかったかと思いますが、今となっては、本田さんが言う様に、粘り強くかつ友好的に交渉するしかありません。
「友好的に」と言うのは、家は建って、住み始めてから、何か不都合があったり、メンテナンスの時など、その後もその不動産屋と付き合ってゆかなければならないからです。
不信感ばかりが膨らんで来ているのだろうと思いますが、そこは冷静に「プロとして信頼してお願いしているのだから、」と相手のモノづくりとしてのプライドをくすぐってみて下さい。きっと善処してくれる筈です。
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この回答の相談
現在一戸建てを建築しています。
カウンターキッチンの後の通常食器棚を置く場所に天井までの収納を作って欲しいと契約前から交渉していました。
結局返事がないまま着工し始めて、先日初めて2階のキッチンに上… [続きを読む]
kokohanaさん (大阪府/30歳/女性)
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