対象:投資相談
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普通預金に預けたままになっているお金を、せめて定期預金に預け替えようと思い銀行を訪ねると、訪ねた2行から保険商品を勧められました。
株価も為替も不安定なので、元本保証された1〜3年の定期預金に…と安直に思ったのですが、銀行から「今、定期に預けるなんてもったいないから保険がオススメです!」と強く勧められ、「検討してみます…」ということで帰ってきました。(ちなみに定額年金保険をすでに契約しています。)
たしかに利率をみれば勧められた変額年金保険や定額年金保険の方が高く、元本も保証されていて定期預金より有利(とはリスクもあるので言い切れませんが)なので、待ったをかけてもらって良かった!…のですが、なんだか「銀行」に「保険」を勧められることがしっくりきません。
銀行にとって保険商品は他社製品ではないのでしょうか? 預金として銀行に預けるよりも保険商品を売って手数料を取る方が利益になるということなのでしょうか?
そもそも、保険商品を買うなら銀行でなくても…という気もします。手数料(初期費用)などはどこで契約しても変わらないのでしょうか。
保険に限らずですが、販売窓口によって取扱商品が限られているので、世の中の商品の中から自分に合ったものを選ぶためのアドバイスを求めるとしたら、やはり販売会社に属していないFPの先生を頼るしかないのでしょうか?
初歩的な、素朴な疑問で申し訳ありませんが、すっきり納得できるとありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。
補足
2008/11/07 22:1510年は予定のない資金です。
資産配分もまだはっきり考えていない状態なのですが、普通預金においておくのは違うだろう…と、やや行き当たりばったりで動き始めたところなのです。
ネットバンクも含めて、各行にとりあえず保護される限度額の定期を…と思ったのですが。。。
運用はそれ以外の部分で、配分を考え、専門家のご意見をうかがいながら挑戦してみるつもいでいます。
pokaさん ( 東京都 / 女性 / 48歳 )
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それぞれの役目
はじめまして、FPの岩川です。
年金保険は、
「定期預金にするのが、勿体無い」という理由で購入する商品ではありません。
また、定期預金と比較できる商品でもありません。
定期に預けるお金は、
いつまで寝かせることが出来るのか?
守りたいのか?それとも、リスクを受け入れ殖やしたいのか?
などなど・・・
お金の使い道によって、適切な保管方法(預け場所、預け方)は異なります。
「あっちより、こっちがいい」それでうまくいけば、苦労はありません。
金融機関には、それぞれ役目があります。
個人ごとに適切な商品を選択してくれる場所と考えるのは少し無理があると
思います。
金融機関は、本来、金融商品の購入場所です。
銀行は、お金を借りるところ。
保険会社は、保障を買うところ。
証券会社は、貯蓄(資産形成)です。
銀行や保険で貯蓄をするのは、その会社にすべてを任せると言うことです。
つまり、一心同体・・・破綻のときも一心同体。
証券会社に預けていれば、証券会社の経営とは全く別に管理されます。
それぞれの役目を冷静に考え、適切に管理しましょう。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
事前に相談を
poka様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご指摘の通り、銀行は、定期預金に預けてもらうよりも、保険商品を買ってもらった方が、すぐに利益につながります。
銀行も、営利企業ですので、儲けを重視するのは、当然のことです。
ちなみに、変額年金保険は、投資信託を保険の「ころも」でくるんだような金融商品です。元本確保型となっていても、中途で解約すると、控除が大きいので、元本保証とは、ちょっと違うのではないかと思います。
元本保証とは、いつ解約しても元本の額が減らない意味で使われるのが、一般的です。
例えば、変額年金保険を10年で契約してしまい、その2〜3年後に、元本保証の定期預金の利息が、すごく良くなったような時には、10年持ち続ける前提でも、不利になってしまうことがあります。
実際に、銀行で勧められるがまま、変額年金保険を契約してしまい、あとから、保険機能は、要らなかったと気付いて、一般的な投資信託に乗り換えたいと思っても、解約控除が大きいため、身動きがとれない方などもいらっしゃいます。
あらゆる選択肢の中から、最適な選択をしたいと思われる場合は、やはり、独立系のFPに相談された方がよいですね。
事後の相談では、手遅れの場合がありますので、大きな契約をされる前に、信頼できるFPを探されるとよいでしょう。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
単なる手数料稼ぎでしょうね。
はじめまして、poka様。アイスビィの植森宏昌です。
ご質問の、預金として銀行に預けるよりも保険商品を売って手数料を取る方が利益になるということなのでしょうか?と言う点ですが、その通りです。最近は本来の業務(お金を預かり、貸し出すことにより運用し利鞘を稼ぐ)を忘れ、目先の保険や投資信託を販売して手数料収入に走っているのが現状です。
又、預金で預かると預金保険料を納付しなければならず、負担が大きいので一部の資金が余ってる銀行などは預金をして欲しくないのが現状です。もし、資金が必要な場合はコール市場などで低利で且つ預金保険料の掛からない資金が集められますからね。(特に大手銀行などは低利で調達可能なのでね)
一番大切な事は本来、その資金はどの様な資金で、いつまで運用が可能なのか等の目的に因り運用先や商品が変わるということです。又、それを聞き出し、最適な商品を提案するのが本来の金融機関の役目です。単に手数料のみしか考えないセールスは如何かと思いますね。
定期預金であれば解約は即日可能です。又、元本も保証されてます。但し、保険の場合は違います。中途解約すると解約控除等が引かれ基本的には元本割れします。次に利率の件ですが預金の利率と保険の予定利率は全く違うものです。一部に誤った説明をしている方々がいるのも現状です。
そもそも、預金の金利は預けた元本全てが運用され、その全ての金に対して金利が付きます。しかし保険の場合は違います。預けた保険料から手数料などの保険会社側の必要経費的なものを引いた分の残りに対して契約した利率で運用されます。ですので実質利回りは低くなります。
本当にご自身に最適な担当者を探し常に相談されるのがBestかと思います。
回答専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
お客様との信頼関係を大切に!一生涯の安心と満足をご提供
将来のリスク対策やライフプランの実現に向けて、保険・投資・資産運用に関する知識や解決策をご提供すると共に、お客様に最適な商品をトータルにプランニング。お客様との信頼・信用を大切に、利害や損得を超えた末永いお付き合いをモットーとしております。
植森 宏昌が提供する商品・サービス
ご自身に合った最適な住宅ローンとは?
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
目的に合った運用が必要でしょうね。
pokaさん、こんばんは。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
現在は銀行の窓口で投資信託も保険商品も購入できますね。
いわゆる規制緩和で始まったサービスですが、様々な問題点もあるようです。
しかし、保険も一種の金融商品です。
こういった様々な金融商品の中から目的に合った商品を選ばれるのが一番良いのですが、ご心配されているように取扱商品には限りがありますし、一企業ですので売れる商品、儲かる商品を勧めるというのは否めないと思います。
では、今回の資金はどの程度の期間で運用させるのかによっても商品は変わってきますよね。
一時的に安全な商品に預けるのであれば、保険よりは定期の方が良いでしょうし、ネット銀行の方が利率は良いです。
または、MMFのように実質運用利率で運用されて月複利のものもあります。
今後金利が上昇した時に定期ではそのままの利率で定期の期間が終わるまで運用されますが、MMFでは景気が良くなったり、利率が良くなると即座に反映されて金利上昇のメリットも受けられます。
こうしたお客様の目的などにあったお客様の立場で商品を提案出来るのはFPだと自負しております。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
元本割れの無い商品として定期預金をお勧めします。
poka 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
poka様がお考えになられたように、保険を販売することが銀行にとって利益が上がる仕組みになっています。
保険とはいえ、変額年金保険は保険と投資信託を組み合わせたもので、手数料が高くお勧め出ません。また、流動性が低くすぐに解約が出来ません。
また、解約できたとしても、一定期間内ではすれば解約手数料が掛かり、元本割れが発生することもあります。(それだけ手数料が高いということです)
宜しければコラムをご一読ください。
変額年金保険
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/16862
一方、定期預金は元本割れもなく、低いとはいえ利息が付き、安全で流動性の高い商品です。
また、私が持つデータ 1970年1月から2007年12月(456月次データ)では、
定期預金のリターンは3.6%で、インフレ率は3.2%です。利子の税金20%を支払っても若干定期が上回る試算になります。
私は、元本割れが無いか商品として、常に定期預金か個人向け国債をお勧めしています。
また、普通預金代わりに置いておく場合は、リスクが低い商品として円のMMFをお勧めします。
MMFは公社債投信の1種で短期金融商品で運用しており、ご購入後1月経てばペナルティーなしで何時でも解約できます。
ファイナンシャルプランナー
-
素朴な疑問にお答えします
pokaさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
「預金として銀行に預けるよりも保険商品を売って手数料を取る方が利益になるということなのでしょうか?」
全くその通りですよ。
銀行の本業とは預金してもらったお金を預金以上の利息で貸してその利ざやを稼ぐというものですが、現在ではその本業よりも保険や投資信託を販売して稼ぐ手数料収入が大きいのです。
銀行に行って定期より、保険がいいといわれるのは不思議ですよね。
でもそれが現実なのです!
保険の場合の手数料はどこから入っても同じです。
そういう決まりになっています。
pokaさんにとって定期がいいのか、保険がいいのかはその資金の目的です。
どういう目的で、いつまで置いておける資金でしょうか?
などによって異なってきます。
定期預金であれば必要な時にいつでも下ろせますが、保険の場合ですと、途中で解約すると解約控除などが差し引かれますので元本割れもありえます。
保証されているのは元本ではなく、年金原資と言って満期まで置いておいた場合ですから注意しましょう。
また預金の金利と保険の予定利率や積立利率を一緒に考えてはいけません。
預金の金利は預けたお金がそのままその金利で運用されますが、保険の場合はそこから手数料などを差し引いた分がその利率で運用されるということになります。
pokaさんにとってどういう商品がいいのかを中立な立場でアドバイスできるのはやはり金融機関に属さないFPだと思いますよ。
無料でアドバイスできるところはそれなりに訳があると考えるのが妥当だと思います。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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年金保険にはご注意下さい。
poka 様
この度はご質問をいただきましてありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーが天職!BYSプランニングの釜口です。
よろしくお願いいたします。
銀行などの金融機関は素朴な質問をしてはいけないオーラが出ていますので、聞きにくいですよね。
今回のpoka様のご質問は素朴な質問というよりも本質的な質問で、みんなが聞きたいようないい質問ですよ。
銀行にとって保険商品は他社製品ではないのでしょうか?
→はい。銀行は保険会社の代理店的な位置づけです。窓口に来られた方が保険契約をされれば、銀行に手数料が入るしくみです。
預金として銀行に預けるよりも保険商品を売って手数料を取る方が利益になるということなのでしょうか?
→はい。その通りです。一時払い保険料に対しての手数料になります。推し進めてこられた年金は、私の予想によると、保険会社のキャンペーン中の商品か、他社よりも手数料が高い商品ですよ、きっと!
手数料(初期費用)などはどこで契約しても変わらないのでしょうか。
→はい。その通りです。保険代理店、銀行どこで購入しようと変わりません。
ちなみに変額年金保険は普通は初期費用で3〜5%が差し引かれます。
しかも保険関係費用・運用関係費用で年間3%前後の手数料が差し引かれます。
手数料から考えれば、相続問題を考えなければいけない方以外では加入すべき保険ではないですね。
世の中の商品の中から自分に合ったものを選ぶためのアドバイスを求めるとしたら、やはり販売会社に属していないFPの先生を頼るしかないのでしょうか?
→金融機関に魂を売っているFPも実在しますが、金融機関で金融商品を買うのは総じて損をすると考えた方が良いでしょうね。完全なる独立系FPが一番中立・公平な立場で金融商品の情報提供ができると思いますよ。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
よろしくお願いいたします。
恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
-
運用に関してのFPとしてのアプローチ
poka さん
こんにちは、FPの恩田と申します。
pokaさんの毎年の収支や資産状況やどのような支出の備えて資産運用を考えられているのかが解りませんと商品選択ができませんので、FPはいきなり商品紹介から入ることはありません。
ライフプランをお聞きしたり、キャッシュ・フロー表を作成した後にライフプランを達成するために必要な資金を資産運用で賄うか、支出の見直しで乗り切るか検討をします。
資産運用で賄う場合には、利回りが何%期待できるとライフプランが達成できるかを計算します。また、pokaさんのリスクに対しての許容度を確認します。
その後で、実際の商品の説明になります。
そのように、pokaさんのライフプランから考えて、最適な商品紹介をするFPをお近くで探されるとよろしいでしょう。
商品紹介から入るところは注意しましょう。
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