対象:一般歯科・歯の治療
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私は歯医者を変わるのが三回目です。理由は幾つかあるのですが、素人の目から見ても歯の色が黒く虫歯になってるか何か治療が必要な状態だとわかるのに、大丈夫とか、なんで黒いのか分らない、と言って以前治療した詰め物もはずして診察してもらえなかった。歯医者を変えました。いまの歯医者で深い虫歯だといわれました。虫歯を取り除いてもらいました。虫歯が深いから痛みがあったら神経を抜きましょう。と簡単に言われました。少し前から左上の前から四番目の歯と歯茎の境目が黒くなっていましたが痛みはなかったしそんな虫歯が深いとは思わなかった。神経を抜くと簡単に言われショックでした。他の選択肢は無いのか?
神経を抜くと歯が死んでしまうから良い話を聞かないし抵抗があります。その歯は二年前くらい前に一度虫歯治療をして保険内の詰め物をした歯で、その詰めのもと歯の段差からすこし穴があいてそこから虫歯菌が入り混で今回の虫歯になったということなんです。なので、つめものも保険内のはすぐかけるのでセラミックの保険外のものしかしません。って言い切られました。これもまた選択肢がなかった話に引いてしまいました。本当に保険内の詰めものはすぐかけやすいからセラミックにする必要があるのですか?
神経を抜くことと保険外の詰め物を強制するのはどうなんですか?
銀歯の虫歯はレントゲンにも映らないからどうして調べるのですか?かなり銀歯のつめものがあるので、今後定期健診に行っても判断出来るのか心配です。
安心できる歯医者に行きたいです。
たんくさんさん ( 大阪府 / 女性 / 32歳 )
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信頼関係の欠如
神経を取ることについて軽く考えている歯科医師が多いことも事実です。
ただし、神経を取らなければならないというケースも多々あります。今回のケースは歯科医師のインフォームド・コンセントがきちんと行われなかった結果ですね。
治療計画や治療方法についての説明、その方法を選択した際のメリット・デメリットをきちんと説明してもらい、理解した上で治療というのは行われるべきであると考えています。
保険適用の金属と、保険外の金属では、やはり保険が効かない金属の方が精度がいいです。ただし、今回のケースのように、「セラミックでなければ駄目」というケースはあまりありません。
銀歯だと2年ももたないが、セラミックなら20年もつということはありません。「いいもの入れたから手入れもほとんど要らない」と考えている患者さんもいらっしゃいますが、やはり基本はブラッシングと定期健診による早めのチェックです。
自分の意見をきちんと言うことができ、説明をきちんと受けられる歯科医院に出会えることを望みます。
インフォームド・コンセントについて
千葉県松戸市 歯科インプラントセンター
歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス
金田 竜典
歯科医師
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質問にお答えします
たんくさん こんちには。歯科医の金田竜典です。
たんくさんの御意見はごもっともだと思います。虫歯が大きくて痛みが出そうな場合は、歯が死ぬ事にはなりますが、神経を取る事は現在の医療では最善の治療法と言えます。そして歯科医は治療の一貫としてそれを患者様お伝えし、了解を取って治療に入るわけですが、私も含めて相手の気持ちを考えずにお伝えしている時があるかもしれません。深く反省します。
又、「保険の詰め物はすぐ欠けて虫歯になりやすいのか?」と言う質問ですが、確かに保険の銀歯は天然の歯と比べて硬すぎるので、歯質が欠けて虫歯になる時があります。それから保険の白い詰め物はプラスチックですので、どうしてもセラミックに比べてかけやすいと言うのも事実です。しかし神経を取るにしても自由診療にしても、今の時代患者様はそれを拒否する権利があります。私も日々の言葉に気をつけます。
山本 治
歯科医師
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歯の治療法には必ず選択肢はあります
まず、虫歯がどの程度進行しているかは、レントゲン撮影すれば殆どのケースにおいて判断できます。その時点で神経処置の必要性がわかりますので、ご説明されると思います。
虫歯が深い場合には、神経を取る方法以外に3mix法など神経を取らずに治す方法もございます。
(虫歯が神経に達していたら残念ながら神経処置が必要となります。)
神経処置後の詰め物については健康保険が適応される金合金(銀色で見た目は良くないですが、丈夫)、と適応外のセラミックまたはハイブリッド(歯と同じ色調で審美的に優れている)になります。どちらが良いかはご自身で選択してください。
なお、被せる場合には金合金またはレジンという樹脂系の材料(どちらも保険適応)、適応外になると差し歯(セラミックのクラウン)になります。
保険内と保険外の材料を比較すると、やはり審美面や強度、寿命においても保険外の方が優れていると言えます。
歯科治療に限らず、医療を受けるに際して最も大切なのは、お互いの信頼関係にあると考えています。コミュニケーションを多くとりながら、納得のいく治療がうけられることを祈ります。
(現在のポイント:-pt)
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