所有マンションを貸す場合

西日本税理士法人 FPの和田といいます。よろしくお願いします。

さちたにさんが現在、借りているマンションの火災保険は、借家賠償責任保険というものに入っているのではないですか?
自分が原因で火災を起こした場合に家主に賠償する保険です。
それと自分の持ち物に家財保険を掛けられているのだと思います。
火災が起きたときにご自分の持ち物の補償がなされます。

対して、マンションの建物部分の火災保険はオーナーが掛けるべきものです。だから、さちたにさんはご自分のマンションに火災保険を掛けるべきです。

火災保険の目的がそれぞれ違うわけです。

オーナーが掛ける火災保険の保険料は不動産所得の経費になります。

さちたにさん

こんにちは。はじめまして。
広島のFP、プロ・サポートの西村 浩樹です。

ちょっと迷ってしまうケースですよね。
以下ご回答させていただきます。
>いろいろ調べてみると大家である私が火災保険を解約すべきではなかったのでは･･･と感じています。やはりそうでしょうか?<
そうですね。さちたにさんの保険は解約しないでください。
''火災保険は保険の対象物(目的)の所有者が加入するのが原則''、というとこです。仮に他人が保険をかけても、保険金は所有者に支払われるということです。

一方、さちたにさんのマンションを借りている人は、万一の失火の場合、大家さんに損傷部分を弁償しなければならない、という民事上の責任が発生します。通常、賃貸借契約書にも記されています。
つまり、借りた人には、その人の所有物である｢家財の保険(主契約)｣に大家さんへの賠償金を支払うための｢借家人賠償責任特約｣をセットにした火災保険に加入してもらってください。

ちなみに、借りた人が火災保険に入ってくれない、といったケースは、さちたにさんの保険が使えます。その際は、保険会社が失火した借りた人に損害額を請求(求償)するということになります。

以上、さちたにさんのご参考になれば幸いです。

はじめまして、さちたに様
ファイナンシャルプランナーの網野です。

現在居住していないマンションを他人に貸している
場合、賃借人に一般的には火災保険に加入してもらいます。

この火災保険は元々は大家さんのマンションの一室を守る
ためにとりあえず家財を保険の目的にして、特約として
賃借人が賃借しているマンションの一室への損害賠償を
付けた組み立てになっています。

ですから、賃借人が火災を起こした場合は損害賠償が発生
するので特約にて支払うことが出来ます。

しかし、隣の部屋から出火して自分のマンションの一室が
全焼した場合は、「出火に関する法律」のため隣の人に損
害賠償請求できません。

このケースの場合を想定して自分でマンションの建物への
火災保険を付けておかなければ補償されませんので注意し
てください。

さちたにさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『いろいろ調べてみると大家である私が火災保険を解約すべきではなかったのではと感じています。やはりそうでしょうか?』につきまして、元々さちたにさんが所有しているマンションの火災保険につきましては、住宅ローンが残っている場合は火災になってしまったときの融資先への担保として、また、既に完済して加入している場合には、火災になってしまったときにさちたにさんのための保障という意味合いになります。

よって、火災保険につきましては、加入しておいてもよろしいと考えます。

以上、簡単ではありますが、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

こんにちわ。FP岡崎です。

火災保険は貸す人借りる人で火災保険の内容は異なります。
所有者(大家)の火災保険はマンションの火災保険で、借りている人の保険は家財や火災賠償保険になります。

損害保険のプロ保険代理店に確認されてみてもよいと思います。