対象:住宅設備
回答:1件
ガスエアコンとガス暖房
(過去ログへの回答)
建築物省エネ法の改正により、2021年4月から「住宅省エネ性能」について、設計段階で建築士からお客さまへの説明が義務化されます。
今後はZEH基準を満たすため、ますますオール電化が盛んになると思われますが、一方で「ガス派」も多く存在し、ガスを使って発電と給湯を行うエネファームなどの機器も人気があります。
CO2を発生しますが、ガス暖房は高齢者や乳幼児の居られるご家庭ではエアコン暖房とは比べ物にならない暖かさです。
見た目が電気エアコンと変わらない「ガスエアコン」は、コンプレッサーと呼ばれるモーターを電気で動かしているかガスで動かしているかの違いです。
プロパンガスの地域ではガス使用価格に変動があるのでお勧めしませんが、都市ガスの地域ならアリだと思います。
電気ガスの自由化により、ガス会社で電気もまとめて払うとガス利用者には有利です。
ガスエアコンは大規模建築物で利用されることが多く、六本木ヒルズや東京ドームなどはガスを熱源としています。
https://www.jsme.or.jp/mechalife/jp/student/visiting/0312.pdf
自動車においても、ハイブリッドの電気自動車と水素ガスの自動車が争ってますので、好き嫌いが分かれますね。
今後のご参考になれば幸いです。
(画像 日本ガス協会より)
回答専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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