対象:年金・社会保険
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老人介護について質問させていただきました、たんぽぽ21と申します。 さまざま専門家の方からご意見を頂戴し、本当にありがとうございました。
自分なりのライフプラン表を作って、毎日試行錯誤しておりますが、やはり一番気になるのが予測できない「両親の介護」という部分です。
介護保険の認定を受けられる、受けられないで本当に私の人生は大きく変わると考えています。
世論では二世帯住宅の場合、認定を受ける事が難しいとされておりますが、実際はどうなんでしょうか。
私のように親の貯えも少なく、二世帯に踏み切ろうとしている方は沢山いらっしゃると思います。
介護にはおよそ一人500万かかるといわれているこの時世で、どのようにすれば私の家族を守ることができるのでしょうか。もし、認定を受けられないのであれば、家を手放すことも考えています。二世帯とはいえど家があると介護保険認定は認められないのでしょうか・・。
二世帯の場合の介護保険に認定される方法はありますか?
タンポポ21さん ( 東京都 / 男性 / 32歳 )
回答:2件
二世帯での介護保険適用
タンポポ21様
FPの渡邉ともうします。
介護保険の制度の運営主体は市町村です。
介護保険のサービスを受けられる方は
1、満65歳以上の方(第1号保険者)
2、40歳〜64歳の方 (第2号保険者)
1の満65歳以上の方が、
寝たきりや、認知症で常に介護を必要とする状態、
身体上もしくは認知症などのために日常生活に介護を要する状態の
軽減もしくは悪化にために支援が必要
な、状態になりますと介護保険の申請をお住まいの地区の市区町村に
申請します。
審査は82項目の聞き取り調査と主治医の意見書をもとに、コンピューターによる
1次判定と専門家5人によります2次判定の結果介護状態により
要介護支援1、2及び要介護1〜5の区分に認定されます。
ご心配の2世帯だから介護認定が受けられないというのは、デマです。
あくまでも、ご本人の状態で判定されます。
費用につきましては、平成18年4月の改定により介護施設での居住費と食費の
自己負担となりました。このため約5.6万円/月増加しましたが、
低所得の方は負担限度額を設け、負担増を防ぐ補足給付制度もありますので、
お住まいの市区町村の福祉窓口でご確認下さい。
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公的介護保険は意外と重宝なもの
はじめまして、タンポポ21さま。
ファイナンシャルプランナーの網野です。
タンポポさまの位の年齢になるとこの問題は誰でも避けて通れないものです。
タンポポさまだけの固有の問題ではありません。
ご両親が日常的に介護が必要となった場合、介護が必要な家族を抱える
周りの人々は大変大きな負担を背負う事になります。
そのような人々の負担を軽減するために導入されてのが「介護保険制度」です。
この公的制度を利用して少しでも負担を軽くしていけるのです。
介護保険の認定はあくまで本人の状況が認定条件に合うかどうかです。
「2世帯住宅だから」ということで認可されないという事はありません。
あくまで本人の介護認定状況で左右されます。
また、介護保険は状態区分が「要支援」から「要介護5」までありますが
負担割合は10%なので費用的には大変な資金が必要になるという事は
ありません。
一番軽い「要支援」の認定基準は「食事や排泄などが自分で出来、
要介護状態ではないが、掃除などの身の回りの世話が難しく、また
リハビリに通うのに支援が必要な状態」となっています。
申請は市区町村の窓口に行って申請してください。
そうなった時は大変ですが公的支援も整っていると思いますので
いろいろな資料などで勉強するなどしていざという時に備えておきましょう。
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