対象:お金と資産の運用
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とても基本的な質問で恐縮なのですが、余裕資金について、ご解説お願い致します。
そもそも、何をもってして余裕資金というのでしょうか?10年間使わないお金ということでしょうか?
例えば、今、持ち家を購入するつもりがなくても、数年後に欲しくなって色々なタイミングも重なり、マンションを購入することもあると思います。今まで興味がなかった習い事が、どうしてもしたくなって、100万円ほど必要になるかもしれません。
投資・運用をする際の、余裕資金の概念を、お教え下さい。お礼は遅くなりますが、宜しくお願い致します。
ナティエさん ( 千葉県 / 女性 / 27歳 )
回答:3件
余裕資金とは?
ナティエ様
初めましてミスターエフピー東灘オフィスの大西啓介です。
投資、運用の際の余裕資金の概念と言うことですが、このことは
非常に基本的なことですが多くの人が理解できていない大変重要な
課題です。
私はクライアントが投資行動をする前に必ず余裕資金のことを説明
しています。
一言でいえば投資をする前に必ず生活防衛資金を確保してからにしましょう
ということですね。
この生活防衛資金はどういう性格なのか。
これは、ケガや病気で働けない状況になった時とか離職しないといけない状況
になった時に必要な生活資金のことを指します。
万が一の時の資金、いわゆる死亡のリスクにたいしてはこの範疇には入りません。
万が一の時は生命保険で対応すべきですね。
では、どのぐらいの生活防衛資金が必要か。
若い元気な人ですと生活費の6カ月分。40歳以降ぐらいなら生活費の1年分。
独立する人なら生活費の2年分。この辺りを目安にお話しています。
この生活防衛資金を超える分が投資の世界での余裕資金と考えられます。
私はこの生活防衛資金を確保してから投資をしましょう、確保できないのなら
投資を辞めるように勧めています。
評価・お礼
ナティエさん
余裕資金を確保しないまま、投資することはないようにしたいと思います。お忙しい中ご回答くださいまして、ありがとうございました。
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
1
余裕資金とは
ナティエさん。こんにちは!
''FP事務所 マネースミス''の吉野です。
ご質問の''余裕資金''とは、やはり当面使わないお金でしょうね。
まずは、余裕資金以外について考えてみましょう。
もし現在、急に収入がなくなってしまっては大変ですよね。収入がなくなってしまっても当面の生活をするための資金はリスクをとって運用していては、生活費にまわせなくなりますし、すぐに引き出せないところへ預けておくと生活が出来なくなりますよね。
こういった緊急資金としてのお金はリスクの伴った運用は避けた方が良いですが、それ以外は運用にまわしても良いのでしょうね。
ただ、2〜5年くらい先に使用目的がある場合は、比較的リスクの少ない商品や、複数の商品を組み合わせてリスクを抑える必要がありますね。
5年以上や10年以上先、それ以上先に必要な資金や使用目的の決まってない資金は積極的に運用されても取戻しが出来る可能性があります。
>今まで興味がなかった習い事が、どうしてもしたくなって、100万円ほど必要になるかもしれません。
<
これも、逆に言うと余裕資金がないと出来ない事ですよね。
>例えば、今、持ち家を購入するつもりがなくても、数年後に欲しくなって色々なタイミングも重なり、マンションを購入することもあると思います。
<
こういったこともFPとしての意見としては、プランニングをしておくと、購入するつもりがなくてもプランニングで資金の流れが把握できるので、購入資金で目安が立てやすくなると思います。
企業も予算を立てて資金繰りをしています。
無計画な会社で、経理がずさんな会社をどう思いますか?
家計も同じだと思います。ある程度の目的を表面化していくことで、いろんなものが見えてくるでしょう。
評価・お礼
ナティエさん
具体的な回答わかりやすかったです。お忙しい中ご回答くださいまして、ありがとうございました。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
余裕資金の考え方
ナティエ 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
余裕資金とは、厳密な定義はありません。また、個々の家庭=個人によっても異なります。
感覚的には
1.長期間使用する予定の無いお金。
2.当面生活費に充当しないお金。
の意味と、
3.投資した際に損失を蒙っても、生活に困らないお金。
そして
4.資産形成のために投資に回せるお金。
などを指します。
私は、投資・運用に回すお金の場合は、
緊急の際に充当する生活用準備資金を引いて残る金額をお伝えしています。
生活費として常に用意しておく資金は
生活費×6ヶ月+これから1年の間に予定している大口支出=生活用準備資金
として、普通・定期預金に預け、それ以外を投資用資金として活用されるようお勧めしています。
評価・お礼
ナティエさん
生活費×6ヶ月は少なくとも普通に預けようと思います。お忙しい中ご回答くださいまして、ありがとうございました。
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